環境保全指針
ふるさと吉川の水と緑の保全と創造
吉川市環境保全指針は、吉川市の環境の保全と創造に関する長期的な目標及び総合的な施策の方針、推進方策などを掲げるものとして、平成12年3月に策定されました。
吉川市環境保全指針は、次のような役割を担います。
- 環境の保全と創造に関する長期的な目標と施策の全体像を明らかにし、環境の保全と創造に対する共通認識を形成することにより、環境施策相互の有機的連携を図ります。
- 環境に影響を及ぼす要因を有する各種計画の策定や施策の実施に対し、環境の保全と創造を図る上での規制、誘導方針を示し、影響を最小化します。
- 市民、事業者、行政など各主体の環境の保全と創造に関する協働による取り組みを推進するための方針を示し、より良い環境づくりを図ります。
目標年次
指針の目標年次は、平成32年とし、社会情勢、自然環境の変化に伴い、時代のニーズに対応するため、必要に応じて見直しを行います。
吉川市環境保全指針の概要
目次
- 環境の現状と課題
- 望ましい環境像の設定
- 基本目標の設定
- 環境項目別方針及び地域別方針
項目別方針 体系図へ⇒
6. 吉川市環境保全指針の推進
1.環境の現状と課題項目
生活環境
人口・世帯数 土地利用 地理 道路 河川 文化財 産業 公園・緑地 再生資源 廃棄物
本市は、埼玉県の東南部、中川と江戸川の間に発達した沖積低地に位置し、一級河川が4本、準用河川が2本あるほか、多くの小水路が流下し、豊かな水辺環境を有しています。かつては古道や渡しが地域を連絡しており、この古道沿線には、現在でも風情のある樹木や屋敷林が分布しています。
また、市内には11件の指定文化財が存在し、16か所の都市計画公園・緑地が整備されています。
首都東京から30キロメートル圏に位置する立地条件や、JR武蔵野線の開通、吉川団地の開発に伴い、人口・世帯数は増加の傾向にあり、近年の産業別人口では、製造業、卸売・小売業・飲食店、サービス業が全体の8割近くを占めるようになってきました。
また、これまで水田農業を中心とした農業的土地利用の割合は減少し、住宅を中心とした都市的土地利用の割合が増加してきました。
このような傾向に伴い、市街地における住環境問題や廃棄物問題への対応、また、景観構成要素を配慮した土地利用などを、住民参加のもと社会経済の変化に対応しながら見直していく必要があります。
自然環境
地形 水辺空間 植物 動物 景観
本市周辺は、中川低地と呼ばれる地域に属し、東端を流れる江戸川と西端を流れる中川の間に発達した沖積低地に位置しています。市内を流れる多くの水路や公園内の池沼など、豊かな水辺空間が多く存在します。
本市は低地帯を利用した水田、畑などの土地利用を反映して、水田雑草群落、畑地雑草群落などが広く分布しています。貴重種としては、植物6種(ミズワラビ、ヤナギヌカボ、ミズマツバ、スズメノトウガラシ、フジバカマ、サンショウモ)、哺乳類(タヌキ、イタチ)、鳥類11種(カワウ、チュウサギ、オオタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、タゲリ、コアジサシ、シラコバト、カワセミ、ウグイス、コヨシキリ)、昆虫類2種(ヘイケボタル、アオスジアゲハ)、魚類4種(カマツカ、キンブナ、ナマズ、メダカ)が市内で確認されました。
また、「水」及び「緑」などの自然景観資源が多く残されているなかに、古道沿いに残されている樹木、社寺などの歴史的景観資源が分布しています。
今後は、動植物の種の保全、生育環境の保全・創出を図るとともに、「うるおい」や「やすらぎ」が感じられる環境を整える必要があります。
公害
大気汚染 水質汚濁 土壌汚染 騒音・振動 悪臭 地盤沈下
本市では、人口や産業の集積に伴う自動車交通量や工場・事業場などの公害発生源が増加しており、特に、大気汚染、水質汚濁、騒音・振動、悪臭に関しては、発生源からの排出規制、指導などの対策が必要となっています。
水辺空間が豊富な本市では、河川・水路の流域が小さく、流量が少ないこと、また、東京湾の潮位の影響から河川水が停滞しやすいという水質改善上不利な条件もあって、河川・水路の汚濁が著しく、工場・事業場に対する汚濁物質の排出抑制、指導とあわせて生活排水対策が重要な事項です。
2.望ましい環境像の設定
環境保全指針策定のための環境像
本市には水田など耕作地が広大に広がる緑の多い二次的環境、うるおいややすらぎなど快適な空間を有する河川環境が広く存在しています。しかしながら、都市化の影響を受け、このような環境が改変しつつあります。
このため、本市の環境を後世に維持・継続するためには、よりよい環境の保全と、環境の創造が重要です。本市の自然環境は「水と緑」が代表的な環境因子であり、市民の考えるまちづくりとともに、この特徴を最大限に生かした施策が必要です。
これにより、環境保全指針策定の環境像として、次の環境像を設定しました。
環境像 ふるさと吉川の水と緑の保全と創造
環境像の達成に向けての3つの都市像

3.基本目標の設定
基本目標
水の浄化と緑の保全・創造及び水と緑のネットワークづくり
環境像「ふるさと吉川の水と緑の保全と創造」の達成に向けては、緑の保全と創造、水の浄化とネットワーク化が重要と考えられます。このような環境が保全、整備されれば、本市に生息する動植物も活性化し、あわせて「うるおい」や「やすらぎ」などの快適性もさらに向上すると考えられます。
基本方針
環境負荷を削減する都市の実現に向けての基本方針
- 水質の保全に関する事項
- 大気環境の保全に関する事項
- 廃棄物の適正処理に関する事項
- エネルギー低消費型社会の構築に関する事項
- 水環境の保全に関する事項
- 騒音防止対策に関する事項
- 環境監視体制の推進に関する事項
環境と共生する都市の実現に向けての基本方針
- 環境保全区域の指定に関する事項
- 水辺の保全と創出に関する事項
- 緑の保全と創出に関する事項
- 水と緑のネットワーク整備に関する事項
- 環境学習推進体制の確立に関する事項
- 環境の調和に関する事項
歴史と将来の調和する都市の実現に向けての基本方針
- 景観資源の保全に関する事項
- 景観の創造に関する事項
- 歴史的環境の保全に関する事項
- 地域シンボルの整備に関する事項
4-1.環境負荷を削減する都市
1.水質の保全
市内の水域の水質保全にあっては、生活排水や工場・事業場からの排水対策など、発生源対策が極めて重要です。このため、生活排水処理対策を推進し、工場・事業場からの排水規制をはじめ、肥による農地からの水質汚濁負荷対策を推進します。
また、水域の状況に応じて、河川・水路の浚渫やヘドロの固化・処分を実施するとともに、河川・水路の水質を直接浄化する施設の整備などを進めます。
さらに、市内を流下する河川・水路の水質浄化にあたっては、その上流域及び下流域に位置する流域自治体との連携を図り、流域における負荷量の低減、浄化対策の実現にあたります。
数値目標
BOD値(年平均)について、次の河川目標の達成を目指します。
- 木売落:5ミリグラム/リットル(平成10年度:10.6ミリグラム/リットル)
- 上第二大場川:10ミリグラム/リットル(平成10年度:25.8ミリグラム/リットル)
- 西大場川:10ミリグラム/リットル(平成10年度:45.1ミリグラム/リットル)
ビジョン目標
- 魚が泳ぐ姿が見える川にします。
施策
- 河川・水路の水質浄化
- 流域市町との浄化ネットワーク
- 生活排水対策
- 産業排水対策
- 水質異常時の対応
2.大気環境の保全
自動車排出ガス規制に関する指導、自家用自動車などの交通量の抑制に努めるとともに、低公害車の普及を促進し、自動車から排出される大気汚染物質の低減を図ります。
また、公共交通機関の利便性、快適性を向上させることにより、公共交通の利用促進を図ります。
廃棄物焼却施設については、ダイオキシン類の主要な発生源となっていることから、実態の把握に努め、規制、指導を実施します。
また、酸性雨対策の面からも、原因となる物質の発生抑制に努めていきます。
数値目標
環境基準に準拠し、大気汚染物質濃度について以下に示す値の達成及び維持を目指します。
- 二酸化硫黄:1時間値の1日平均値が0.04ppm以下であり、かつ、1時間値が0.1ppm以下であることを維持する。
- 二酸化窒素:1時間値の1日平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内またはそれ以下であることを目指す。
ビジョン目標
- きれいな青空が広がる街にします。
施策
- 自動車排出ガス対策
- 産業による大気汚染防止
- 周辺市町との汚染防止ネットワーク
3.廃棄物の適正処理
「一般廃棄物処理基本計画」に従い、ごみの排出抑制、リサイクル、適正処理の推進を柱として、東埼玉資源環境組合との綿密な連携を図り、ごみの減量化、資源化に取り組みます。
また、市民・事業者・行政が一体となったごみ排出抑制を行うための環境とシステムを構築し、清潔で安全な暮らしができるまちづくりを推進します。
ごみの分別収集を進めるとともに、新しいリサイクルシステムの構築を進め、資源循環型都市形成を目指します。
各家庭からのごみの分別化・リサイクル化により、ごみの減量化・資源化を推進するとともに、路上などにおける空き缶やたばこの吸殻のポイ捨て、不法投棄の防止について、市民、事業者に対して意識向上啓発を行います。
さらに、廃棄物をできるだけ排出しない「ゼロ・エミッション」型の社会構築に向け、市民一人ひとりが行動できるように、普及啓発を行います。
数値目標
- 不燃物の資源化率を75%にします。(平成10年度74.61%)
- 可燃ごみ1日1人あたり排出量について、今後10年間で100グラムの減量を目指します。(平成10年度794グラム)
ビジョン目標
- ごみの散乱がないきれいで安全な街にします。
施策
- ごみの減量化・資源化・適正処理
- リサイクル社会の構築
- 市民の意識啓発
4.エネルギー低消費型社会の構築
化石燃料の使用を抑制し、環境負荷の低い省資源・省エネルギー型の施設や設備・技術の積極的な導入を図るとともに、省資源・省エネルギー型の生活スタイルを身につけます。
また、エネルギーの共同利用などを促進するとともに、廃棄物発電や廃棄物の燃料化などの新エネルギーや太陽光発電、風力発電などの自然エネルギーの積極的な導入を図ります。
数値目標
- 市民1人あたりの消費電力を1990年当時の消費電力量に低減し、二酸化炭素の排出抑制を図ります。
(平成10年度:1,777kwh/人→1,390kwh/人)
ビジョン目標
- 省エネルギーの意識が定着した、環境負荷の少ない街にします。
施策
- 省エネルギー・省資源の促進
- 新エネルギーの導入
- エネルギーの有効利用
5.水環境の保全
保水能力の高い水田や樹林を維持することにより保水能力の保全を図ります。また、流水環境のための水と緑の保全とネットワークの整備を推進します。
雨水の地下浸透を図るなど流出水を抑制し、表流水の確保を図ります。また、水量を確保することにより、生物生息空間の保全を行い、身近に見られる生き物の生息環境を整備します。
ビジョン目標
- きれいで豊かな水が市内を循環する街にします。
施策
- 水田の水源涵養機能の向上
- 雨水の地下浸透の促進
- 河川・水路の循環的利用
6.騒音防止対策
自動車交通騒音を防止するために、交通量の低減や交通流の円滑化対策のほか、道路構造対策や沿道土地利用の適正化などの沿道対策の計画的な推進を図ります。
また、工場・事業場、建設作業などに対する規制・指導を実施し、発生源における騒音・振動防止対策の実施に対する支援などを推進します。
静穏を要する地域及び施設における騒音を減少させるため、二次的対策として発生源に対する緩衝地帯の整備を行うなど、良好な環境の創造に努めます。
数値目標
- 市内全域において騒音に係る環境基準の達成を目指します。
ビジョン目標
- 騒音のない静かな街にします。
施策
- 発生源対策
- 防音対策
7.環境監視体制の推進
環境の変化を把握し、適確に施策へ反映するために、大気や水質などの状況について調査、測定を実施します。
また、近隣の自治体とのネットワークを構築し、本市のみでなく、地域における良好な環境の監視、推進体制を充実します。
数値目標
- 市内小河川水質測定点5ヶ所を10ヶ所に増設します。
- 二酸化窒素測定点7ヶ所を10ヶ所に増設します。
ビジョン目標
- 公害のないきれいで安全な街にします。
施策
- 監視・測定の促進
- 地域開発に伴う環境負荷の低減
4-2.環境と共生する都市
項目をクリックしてください。その項目までジャンプします。
1.環境保全区域の指定
市内に生息・生育する貴重な動植物を保護し、あわせて、その生息・生育地を保全するよう努めます。
また、身近な生き物は市民を取り巻く自然環境のバロメーターであり、身近な生き物の個体種を保護するとともに本市の生態系としての生息環境の保全を図ります。
環境保全を図る上で、優れた自然環境が形成されている区域を「環境保全区域」として指定し、自然環境の保全に努めます。
ビジョン目標
- 市内全域で、アオスジアゲハを見ることができる街にします。
施策
- 貴重な動植物の保全
- すぐれた自然環境の保全
- 身近な動植物の保全
- ビオトープの創出
2.水辺の保全と創出
身近で豊かな自然環境を形成する水辺については、治水や利水の面からだけでなく、それらがもつ環境保全機能に配慮し、生き物の生息・生育の基盤としてとらえ、保全・整備していきます。
また、市民生活との関わり合いや景観形成など、水辺のもつ郷土、風土的な役割にも配慮し、河川などの本来あるべき姿を保全、創出し、あわせて生き物の生息環境を整備していきます。
数値目標
- 1河川につき1ヶ所以上の親水エリアを整備します。
ビジョン目標
- 生物とふれあい、自然と水に親しめる水辺環境を取り戻します。
施策
- 河川・水路の保全、整備
- 親水エリアの創出
3.緑の保全と創出
水田域は、水源涵養、ヒートアイランド現象の緩和など環境面からも多機能を有していることから、適正な保全を図ります。
樹木は、大気の浄化、水源涵養など様々な環境保全機能を有し、総合的な環境保全に寄与する重要な位置付けを有することから、市内の生物生息空間、景観保全のため、屋敷林の保全と樹林の育成について配慮します。
ビジョン目標
- 市民が農業にふれあう機会を増やし、すべての市民が農地の大切さを認識できるようにします。
- 樹木が四季を彩る街を目指します。
施策
- 農業をとりまく環境の保全と活用
- 生産緑地の保全
- 屋敷林の保全
- 公共緑地の整備
- 道路緑化の推進
4.水と緑のネットワーク整備
「うるおい」や「やすらぎ」が得られるよう、市内の河川・水路沿いの緑豊かな地域を徒歩、自転車などで周遊し、沿道において自然観察したりすることができる環境を整備します。
また、生き物の生息環境の場となる環境の創出につながるような緑道の整備を進めます。
水田や畑を緑の緩衝帯、公園・緑地などを緑の拠点として位置付け、これを道路の緑や河川・水路と有機的に結び付け、屋敷林をアクセントとした市全域にわたる水と緑のネットワークの形成を図ります。
ビジョン目標
- 水と緑のネットワークのなかで、「うるおい」と「やすらぎ」が感じられる街を目指します。
施策
- 緑道の整備
- ネットワークの推進
5.環境学習推進体制の確立
残された自然環境を生かし、環境分野における生涯学習の場を整備することにより、身近な自然とのふれあいを通じ、環境の現状や問題を考える機会を提供し、より良い環境学習を推進します。
ビジョン目標
- 知りたい環境情報が得られ、市民が環境に対する理解を深められる環境を整えます。
施策
- 施設の整備
- 自然とのふれあいの場の整備
- 環境教育の推進
6.環境の調和
環境との調和のとれた街づくりとして、大気汚染や水質汚濁などの公害の抑制に配慮することはもちろんのこと、吉川らしい街並みや、水や緑などに彩られたうるおいのある空間や身近な生き物たちが生息できる環境など、アメニティの高い都市環境の整備を行います。
ビジョン目標
- 吉川らしい街並みがあり、水や緑などに彩られ、身近な生き物たちと共存できる街を目指します。
施策
- 適正な土地利用の推進
- 都市環境の整備
- 環境配慮の推進
4-3.歴史と将来の調和する都市
- 景観資源の保全
- 景観の創造
- 歴史的環境の保全
- 地域シンボルの整備
1.景観資源の保全
田園や河川の水辺などは吉川を代表する原風景であることから、現況を保全するとともに、特に優れた景観はより一層の保護に努め、後世に継承します。
ビジョン目標
- 開発と原風景のバランスが図られ、吉川らしさが感じ取れる風景を創ります。
施策
- 吉川の原風景の保全
2.景観の創造
市街化区域や今後市街化する区域では、原風景の代わりとなる快適で魅力ある都市景観を形成するため、良好な街並みを創造します。
市街部においては、道路の緑化、公園整備のほか、個人建築物などにおいても良好な景観を創出するよう景観形成に対する市民レベルの啓発活動を推進するとともに、景観創造の先導を果たす公共施設の整備を進めます。
ビジョン目標
- 快適で魅力のある都市環境を整備し、良好な街並みを創造します。
施策
- 都市的環境の整備
3.歴史的環境の保全
市内にはかつての鎌倉街道の支道と伝えられる古道があり、その沿道の一部には樹木や屋敷林などが見られます。さらに、田園風景や、社寺とそこに存在する社寺林など地域の歴史・文化を示す景観資源となる環境を保全し、生かしていきます。
ビジョン目標
- 市内の歴史的・文化的な環境要素が有効に利用され、時代を担う子供たちに継承される街にします。
施策
- 歴史的・文化的環境の保全
4.地域シンボルの整備
各地域において土地利用の特徴や生息・生育する動植物の特徴など、各地域の特色ある環境事象をモチーフとして、「うるおい」や「やすらぎ」を感じることのできる地域シンボルを構築し、良好な環境を形成します。
ビジョン目標
- 各地区ごとの地域シンボルを設定し、環境保全意識を醸成します。
施策
- 地域特性モニュメントの整備
- 環境啓発と市民参加
4-4.地域別方針
北部地域
概況
市の北部に位置し、江戸川と中川に挟まれた、主として田園地帯が広がる地域です。
地域環境配慮重点事項
- 環境負荷を削減する都市に向けて実施する事項
- 公共下水道、農業集落排水施設の整備、合併処理浄化槽の普及による河川・水路の水質浄化
- 適正処理された排水を利用した流水確保
- 廃棄物パトロールの実施と沿道のクリーンアップ
- 環境と共生する都市に向けて実施する事項
- 適正処理された排水を利用した水生生物の生息環境の保全と創造
- 江戸川沿いの湿性高茎草本(ヨシなど)群落の保全
- 県営吉川公園、市民農園につながる水と緑のネットワークの形成
- ビオトープの整備
- 社寺林、屋敷林の保全
- 歴史と将来の調和する都市に向けて実施する事項
- 江戸川沿いの湿性高茎草本(ヨシなど)群落の保全
- 社寺林、屋敷林の保全
東部地域
概況
市の東側に位置し、主として田園地帯が広がる地域です。
地域環境配慮重点事項
- 環境負荷を削減する都市に向けて実施する事項
- 公共下水道、農業集落排水施設の整備、合併処理浄化槽の普及による河川・水路の水質浄化
- 適正処理された排水を利用した流水確保
- 三郷・松伏線バイパス整備による集落内の道路騒音の軽減
- 廃棄物パトロールの実施と沿道のクリーンアップ
- 環境と共生する都市に向けて実施する事項
- 適正処理された排水を利用した水生生物の生息環境の保全と創造
- 江戸川堤防に自生するフジバカマの保全
- 江戸川沿いの湿性高茎草本(ヨシなど)群落の保全
- 深井新田地区におけるホタル水路の整備
- 県営吉川公園、市民農園につながる水と緑のネットワークの形成
- 県営吉川公園内自然観察広場の整備促進
- ビオトープの整備
- 社寺林、屋敷林の保全
- 深井新田、平方新田地区の自然環境の保全
- 歴史と将来の調和する都市に向けて実施する事項
- 江戸川沿いの湿性高茎草本(ヨシなど)群落の保全
- 深井新田地区におけるホタル水路の整備
- 社寺林、屋敷林の保全
- 深井新田、平方新田地区の自然環境の保全

西部地域
概況
市の西側に位置し、住居と畑が主として広がり、中川沿いに水辺環境が分布する地域です。
地域環境配慮重点事項
- 環境負荷を削減する都市に向けて実施する事項
- 公共下水道の整備、合併処理浄化槽の普及による河川・水路の水質浄化
- 廃棄物パトロールの実施と沿道のクリーンアップ
- 東埼玉道路建設の騒音対策
- 環境と共生する都市に向けて実施する事項
- 中川の水辺環境の保全と創造
- ビオトープの整備
- 社寺林、屋敷林の保全
- 保存樹の指定の促進
- 歴史と将来の調和する都市に向けて実施する事項
- 中川の水辺環境の保全と創造
- 社寺林、屋敷林の保全
- 保存樹の指定の促進

中央北部地域
概況
吉川団地を含む市内中央部に位置し、既成市街地及び造成地が分布し、水田がわずかに広がる地域です。
地域環境配慮重点事項
- 環境負荷を削減する都市に向けて実施する事項
- 公共下水道の整備による河川・水路の水質浄化
- 廃棄物パトロールの実施と沿道のクリーンアップ
- 雨水貯留と雨水利用の促進
- 環境と共生する都市に向けて実施する事項
- 雨水貯留と雨水利用の促進
- まとまった緑がある吉川団地の自然環境の保全
- 市街化区域における花壇、植栽木の整備
- 吉川の風土に合った樹木による区画整理地内の街路樹の整備
- 鍋小路用水路沿いの録道の整備
- 既存録道やコミュニティ道路などと河川空間を利用した水と緑のネットワークの形成
- 親水公園の整備
- ビオトープの整備
- 歴史と将来の調和する都市に向けて実施する事項
- まとまった緑がある吉川団地の情景の保全
- 個性ある都市景観の創出
- 吉川の風土に合った樹木による区画整理地内の街路樹の整備

中央地域
概況
市の中央に位置し、住宅地と工業地域が広がる地域です。
地域環境配慮重点事項
- 環境負荷を削減する都市に向けて実施する事項
- 公共下水道の整備による河川・水路の水質浄化
- 廃棄物パトロールの実施と沿道のクリーンアップ
- 雨水貯留と雨水利用の促進
- ばい煙発生施設に対する規制・指導の徹底
- 市街化区域における花壇、植栽木の整備
- 環境と共生する都市に向けて実施する事項
- 雨水貯留と雨水利用の促進
- 市街化区域における花壇、植栽木の整備
- 既存録道などと河川空間を利用した水と緑のネットワークの形成
- 地域内録道の維持管理
- 小松川工業専用地域内の敷地内緑化の推進
- ビオトープの整備
- 歴史と将来の調和する都市に向けて実施する事項
- 市街化区域における花壇、植栽木の整備
- 小松川工業専用地域内の敷地内緑化の促進

中央南部地域
概況
市の南部でJR武蔵野線の北側に位置し、田園地帯が広がる地域です。
地域環境配慮重点事項
- 環境負荷を削減する都市に向けて実施する事項
- 新市街地の形成に合わせた公共下水道の整備、合併処理浄化槽の普及による河川・水路の水質浄化
- 雨水貯留と雨水利用の促進
- 廃棄物パトロールの実施と沿道のクリーンアップ
- 環境と共生する都市に向けて実施する事項
- 雨水貯留と雨水利用の促進
- 大場川、上第二大場川の水辺空間を利用した水と緑のネットワークの形成
- 武蔵野操車場跡地利用時における身近な生き物が生息できる環境の創造
- ビオトープの整備
- 社寺林・屋敷林の保全
- 歴史と将来の調和する都市に向けて実施する事項
- 社寺林、屋敷林の保全

中央西部地域
概況
市の中央部の西側に位置し、既成市街地が広がる地域で、本市の玄関口である吉川駅を有しています。
地域環境配慮重点事項
-
環境負荷を削減する都市に向けて実施する事項
- 公共下水道の普及による河川・水路の水質浄化
- 雨水貯留と雨水利用の促進
- 廃棄物パトロールの実施と沿道のクリーンアップ
-
環境と共生する都市に向けて実施する事項
- 雨水貯留と雨水利用の促進
- 市街化区域における花壇、植栽木の整備
- 中川の河川空間を利用した広域的な水と緑のネットワークの形成
- いちょう通りやさくら並木などと公園を活用した水と緑のネットワークの形成
- ビオトープの整備
- 社寺林・屋敷林の保全
-
歴史と将来の調和する都市に向けて実施する事項
- 市街化区域における花壇、植栽木の整備
- 個性ある都市景観の創出、吉川駅周辺の個性的な都市環境整備
- 社寺林、屋敷林の保全

南部地域
概況
市の南部に位置し、既成市街地と造成地が広がる地域です。
地域環境配慮重点事項
- 環境負荷を削減する都市に向けて実施する事項
- 公共下水道の普及による河川・水路の水質浄化
- 雨水貯留と雨水利用の促進
- 廃棄物パトロールの実施と沿道のクリーンアップ
- 環境と共生する都市に向けて実施する事項
- 雨水貯留と雨水利用の促進
- 吉川の風土に合った樹木による区画整理地内の街路樹の整備
- 市街化区域における花壇、植栽木の整備
- 中川の河川空間を利用した広域的な水と緑のネットワークの形成 水循環複合システムによる親水エリアの整備
- 二郷半領用水路沿いの録道の整備
- けやき通りや公園などを活用した緑のネットワークの形成
- ビオトープの整備
- 社寺林・屋敷林の保全
- 歴史と将来の調和する都市に向けて実施する事項
- 吉川の風土に合った樹木による区画整理地内の街路樹の整備
- 市街化区域における花壇、植栽木の整備
- 社寺林、屋敷林の保全

5.市民、事業者、市の各主体の役割
本指針の目的を達成するには、市民、事業者及び行政がそれぞれの立場に応じて一体となって協働し、より良い都市環境の保全と創造に努力していくことが重要です。そこで以下に各行動主体の役割と責務を示しました。
市民
市民は、吉川の環境を始め、地球環境が市民共有のものであり、互いに協力しながら作り上げていくものであること、及び日常生活が与える環境負荷について自覚するとともに環境に与える影響を理解し、一人ひとりが日常生活において、環境の美化、公害の防止、廃棄物の削減、緑化など良好な環境づくりを心がける必要があります。
これより環境に対する十分な理解と認識を深め、環境にやさしいライフスタイルに転換していく必要があります。
事業者
事業者は、事業活動に伴う環境への影響を十分認識し、事業の構想、計画及び実施、また、生産物の流通消費を含めたそれぞれの段階で公害の防止、環境の保全、安全性の確保に努める責務があります。
これより、環境保全型商品の開発、環境保全技術の向上に努め、地域の環境保全に積極的に貢献していく必要があります。
吉川市
市は、市域の良好な環境づくりを推進する中心的な役割を担うものであり、長期的・総合的視点にたって、環境を保全するための諸施策を積極的に推進していく責務があります。
これより、市域の環境特性を適確に把握し、環境に関する調査、研究など科学的見地の集積に努め、市民及び事業者が良好な環境づくりを行うにあたって必要な環境情報をわかりやすく提供し、施策実施の支援や指導を行っていく必要があります。
6.吉川市環境保全指針の推進
環境保全指針は環境行政の基本となるものであり、計画や施策の策定から実施にあたっての目安となるものです。
指針の推進にあたっては、次に示すマネジメントスタイルにより、実行あるものとしていきます。
実行計画
策定
市は、環境保全指針に掲げられた事項に基づき計画や施策に反映させ、望ましい環境像の実現を目指します。
市民、事業者においては、環境保全指針に掲げられた事項をより効果的に推進していくため策定される行動計画に基づき、望ましい環境像の実現を目指します。
実行
市民、事業者そして市は、望ましい環境像を目指し、環境保全指針に掲げる取り組みを実行することが必要です。
市民、事業者は、環境保全指針に基づいた行動計画をもとにして、自主的な取り組みを実行します。また、市は指針に基づく施策を実施していきます。
評価
進行管理にあたって、市民、事業者、市の取り組み状況を評価します。
見直し
今後、社会経済情勢や環境問題の変化に対応して、市内の環境状況、市の施策の効果、市民、事業者の取り組み状況を評価しながら、必要に応じた環境保全指針、市の率先実行計画や市民の行動計画の見直しを行います。
望ましい環境像の実現
進行管理体制
市民・事業者
- 行動計画の実践
- 市への意見・提言
- 行事への参加・協力
吉川市
- 庁内連絡体制の確立
- 率先実行計画の策定
- 施策の進捗状況とその評価
- 評価の取りまとめ
環境審議会
- 取り組みの評価
- 市への意見・提言





