水道水フロリデーション
(水道水フッ素むし歯予防)

フッ素は、歯と骨の健康にとって、なくてはならない元素

 日本でのむし歯予防の主役と言えば今でも「歯磨き」と「甘味制限」です。しかし欧米では、これらは完全なわき役となっています。
 欧米の子供たちは日本の子どもより砂糖消費がずっと多いのにもかかわらず、むし歯が断然少ないのです。むし歯が少ない国では、むし歯予防のためにフッ素を積極的に利用しています。


 むし歯の発症には、虫歯菌・砂糖・フッ素の三つの要因が関係しています。虫歯菌(ミュータンスレンサ球菌)は、有機酸を発生させ、歯のエナメル質を溶かします。そして砂糖は、虫歯菌によって乳酸やギ酸、酢酸などの有機酸に転換され、むし歯の原因となります。
 さて、フッ素は、溶かされた歯の再石灰化の速度を速め、歯質アパタイトの溶解反応を抑える働きをします。歯の表面のエナメル質を構成する硬く丈夫な結晶(ハイドロキシアパタイト)は、酸には弱いのです。しかし、ハイドロキシアパタイトにフッ素が結合すると、酸にも強い硬く丈夫な結晶(フルオロアパタイト)に変わります。
 適切な量のフッ素を毎日、人体に取り入れれば自然にこの変化が起き、むし歯に強い丈夫な歯になっていきます。


 水道水フロリデーションは、むし歯予防を目的に水道水中に含まれるフッ化物濃度を0.8ppm程度に調整することで、一般的には、「フッ化物濃度調整」と呼ばれていますが、当市では独自の呼称として「水道水フッ素むし歯予防」と呼ぶことにしました。
※(ppmは、100万分の1を表す微小含有量の単位)

      
一人平均年間砂糖摂取量と
12歳児一人平均むし歯本数
「フッ素で健康づくりからむし歯予防に関するフッ素の
正しい理解とその一般的な使い方から」より
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