水道水フロリデーション(平成19年9月号)
水道水フロリデーション
(水道水フッ素むし歯予防)
フッ素は、河川・湖・沼・氷河などすべての陸水や海水に含まれている元素です。
健康に欠かせない塩やビタミン類、鉄、塩素、酸素など、多くの一般的物質も摂り過ぎるとからだにとって害になります。からだにとって適切な量ならば薬となり、多すぎると害になるのです。
長期間にわたって、低濃度のフッ化物を摂取し続けた場合の健康に及ぼす副作用について、世界各国で広範に研究されています。
他の栄養素のように、適切に濃度調整されたフッ化物を摂取していれば、安全で効果的であることは、水道水フロリデーションの60年間の研究と実践によって実証されています。
確かに大量のフッ化物を一度に摂取することは、害になりますが、そのような極めて高濃度のフッ化物を一度に摂取することと水道水フロリデーションにより、適切な濃度のフッ化物を摂取することとは、安全性を議論する上で次元が異なることを認識する必要があります。
人が食するいかなる物質でも、少量にあっては非常に有効であると認められても大量では有害になります。塩や塩素、ビタミンA、ビタミンDさらには水ですら大量に摂取すれば有害になります。
フロリデーションに用いられる濃度調整されたフッ化物(0.8ppm)は、けっして有害ではなく安全で、皆さんを平等にむし歯から守ってくれます。
水道水フロリデーションは、むし歯予防を目的に水道水中に含まれるフッ化物濃度を0.8ppm程度に調整することで、一般的には、「フッ化物濃度調整」と呼ばれていますが、当市では独自の呼称として「水道水フッ素むし歯予防」と呼ぶことにしました。
※(ppmは、100万分の1を表す微小含有量の単位)
いろいろな食品の中に含まれるフッ素の量
だいこん
0.7から1.9ppm
みかん
0.1から0.3ppm
ビール
0.8ppm
緑茶
0.1から0.7ppm
紅茶
0.5から1.0ppm

じゃがいも
0.8から2.8ppm
牛肉
2ppm
にんじん
0.5ppm
塩
25.9ppm
えび 4.9ppm
いわし 8から19.2ppm
貝類 1.5から1.7ppm
海草 2.3から14.3ppm




