水道水フロリデーション(平成20年1月号)
水道水フロリデーション
(水道水フッ素むし歯予防)
フッ素は、どの水道水にも微量ですが、含まれています。
これまで、フロリデーションのむし歯予防効果について、いろいろな角度からお伝えしてきました。今回は、成人に対するむし歯予防効果に焦点をあてご紹介します。
最近の永久歯のむし歯経験指数(DMFT index)は、高校生以降に急増しており、成人期のむし歯数は、ほとんど減少していません。
むしろ、高齢者の処置歯数は増加傾向にあります。成人期の後半から歯肉が退縮し、歯根が露出してきます。この露出した歯根面にむし歯が発生しやすくなるのです。
成人期に入ると、加齢とともに唾液量は減少し、歯肉退縮は増加します。そのため、歯根面むし歯の所有者率も加齢とともに増加します。
フッ化物を多く含んでいる飲料水は、初期のむし歯の修復に効果があるため、歯根面むし歯予防に大きな効果を発揮します。
つまり、フロリデーションのように適切なフッ化物濃度に調整された水道水を飲用したり、料理に使用することで乳幼児期のみならず、成人、高齢者までもがむし歯予防の効果を得ることができるのです。
歯根面むし歯の所有者率
水道水フロリデーションは、むし歯予防を目的に水道水中に含まれるフッ化物濃度を0.8ppm程度に調整することで、一般的には、「フッ化物濃度調整」と呼ばれていますが、当市では独自の呼称として「水道水フッ素むし歯予防」と呼ぶことにしました。
※(ppmは、100万分の1を表す微小含有量の単位)
水道水フロリデーション
(水道水フッ素むし歯予防)バックナンバー
登録日: 2008年6月10日 / 更新日: 2008年9月16日




