相談事例

事例1

クレジットカードの利用明細に、覚えのない8万円の請求があった。調べてみると、自分が以前使用していたスマートフォンを使って、幼稚園に通う娘がオンラインゲームで遊び、ゲーム内のアイテムを購入していたことが分かった。自宅のWi-Fi経由でインターネット回線につながり、登録していたクレジットカードの番号だけで決済できたようだ。

(6歳女児の親)

事例2

小学生の娘に親のスマートフォンを渡し、無料オンラインゲームで遊ばせていた。アイテム購入の課金をするにはパスワードが必要なため、1回100円程度ならよいと思い、その都度、親がパスワードを入力し購入させていた。しかし、クレジットカード会社からの請求額が8万円になっていた。どうも一度パスワードを入れると、その後何分間かはパスワードなしで何度もアイテム購入ができたようだ。具体的な状況については娘もよく覚えていないようで、はっきりしたことはわからない。高額な請求に驚いており、どう対応したらいいか相談したい。

(7歳女児の親)

事例3

カード会社から届いた利用代金明細書で、身に覚えのない約8,000円の請求があった。カード会社に確認したところ、オンラインゲームの利用代金で、翌月請求分も約11万円あるといわれた。驚いて孫に聞くと、ゲームの利用について友だちに教えてもらい、無断でカードを持ち出して使ったことを認めた。孫の話では、年齢を11歳にしたらゲームができないので20歳以上の数字を入力したとのことだった。孫は「高額な請求になるとは思わなかった」といっているが、支払わねばならないか。

(11歳小学生の祖母)

アドバイス

  • スマートフォン(以下、スマホ)は、通信契約を解約した後も、自宅や飲食店のWi-Fi(無線LAN)環境などを経由してインターネットにつながることがあります。
  • 使っていないスマホでも、インターネットにつながると簡単にクレジットカード決済できることがあります。子どもが予測できないパスワードを設定するなどの対策をしましょう。
  • 子どもによるオンラインゲームのトラブルは低年齢化しています。子どもは親の想像以上に簡単にスマホを操作できるものです。親子で使い方のルールを話し合いましょう。
  • 大人はクレジットカードの管理に充分に注意し、利用明細を毎月確認しましょう。
  • 困ったときは、吉川市消費生活デンター等にご相談ください。

 参考情報

吉川市消費生活センターにご相談ください!

国民生活センター「見守り新鮮情報 一覧」はこちら(外部リンク)

国民生活センター「子どもサポート情報 一覧」はこちら(外部リンク)

県消費生活支援センターはこちら(外部リンク)