第1回吉川市減災プロジェクトin美南小学校区の実施について

 吉川市は、平成29年2月19日(日曜日)に大地震を想定した「第1回吉川市減災プロジェクトin美南小学校区」を実施しました。本訓練では、熊本地震からの学びを活かした初期対応の実践、実際の指定避難所、福祉避難所等での訓練の実施、防災関係機関等との連携の確認を行いました。

 今回の訓練を通じて抽出された課題を整理し、吉川市の災害対応力向上に向け、引き続き取り組んでまいります。

主な訓練項目

 1.情報伝達広報訓練

 防災行政無線の放送やSNSによる防災情報の発信訓練を実施しました。

 無線写真  ツイッター

 2.シェイクアウト訓練

  地震発生の訓練放送に合わせて、安全行動の1-2-3『Drop(姿勢を低く)、Cover(体・頭を守って)、Hold on(揺れが収まるまでじっとして)』を訓練参加者全員で行いました。

シェイクアウト

 3.帰宅困難者訓練

  吉川美南駅に集まった帰宅困難者役の人たちを美南小学校へ誘導し、避難所にて受入れを行う訓練を行いました。

帰宅困難者

 4.災害対策本部設営訓練

  災害対策本部を設置し、参集職員の把握や、被害状況の集計などの情報収集、今後の対応について本部審議を行い、陸上自衛隊やライフライン事業者等に対し、応援の要請をする等のシュミレーションを行いました。
災害対策本部

 5.避難所開設運営訓練

  美南小学校の体育館を避難所として開設するため、避難所で利用する、避難者受付設置、仮設トイレの組立て、発動発電機の始動及び投光器の点灯、ブルーシート及び間仕切の組立てによる避難所スペースの区分け、要配慮者用ダンボールベッドの組み立て、女性などに配慮したプライバシーテントの組み立て、アルファ米による炊出し等を自治会の方が主体となって実施しました。

避難所訓練

6.被害状況調査訓練 

  市災害対策本部長から県知事への派遣要請に基づき、陸上自衛隊が、2班の偵察組を被災地に派遣、情報収集活動を実施しているとの想定のもとに訓練を行いました。

 自衛隊訓練

7.道路啓開訓練

 大地震により倒壊した建物等が道路を封鎖してしまい、緊急車両が被災地に到達することができないという想定のもと、市の職員と、災害対策本部からの要請を受けた吉川市建設業協会の方々が、道路に散乱した瓦礫などの障害物を除去し道路の復旧をする訓練を行いました。

道路啓開訓練

8.災害ボランティアセンターに関する訓練 

  災害ボランティアセンターは、ボランティアの受入や、避難所と活動現場での支援ニーズに対し、ボランティアを派遣するなどのコーディネートを行います。近年発生している大規模災害では、社会福祉協議会をはじめとする、民間団体によるボランティア活動が、大きな役割を果たしています。
 訓練当日は、被災地において活躍している「にいがた災害ボランティアネットワークの李仁鉄先生」をお招きし、被災地における災害ボランティアセンターの実態について、公開講座を実施いただきました。
ボランティアセンター

9.倒壊建物救助救出訓練

  倒壊建物に閉じ込められている要救助者を、陸上自衛隊と吉川松伏消防組合の消防隊が連携して救助救出を行い、要救助者を救急隊に引き渡す訓練を行いました。

倒壊建物訓練

10.応急給水訓練 

 水道管の破損により飲料水の確保が不可能となった想定で、市給水班とヴェオリア・ジェネッツ株式会社、陸上自衛隊が共同で、給水車による応急給水活動を実施しました。また、水は給水袋に入れて避難所班へ引き渡されました。

応急給水訓練

11.備蓄物資運搬訓練

 市産業物資班が、災害対策本部の指示により、避難所で必要な備蓄物資を防災倉庫から運搬し、組立式リヤカーを用いて避難所に搬入する訓練を行いました。

備蓄物資運搬訓練

12.福祉避難所開設訓練

  避難所に適応できない要配慮者のための福祉避難所を開設し、資機材の組み立てを行いました。

福祉避難所

13.ライフライン復旧訓練

 ライフライン関係機関(東京電力パワーグリッド株式会社川口支社、株式会社NTT東日本-関信越埼玉南支店、東彩ガス株式会社)が、それぞれの防災業務計画等に基づく所管業務の復旧訓練を行いました。

NTT

東彩ガス 東電

14.高所救助訓練(はしご車)

  地震発生に伴い火災が発生、煙が充満し逃げ遅れた場合を想定し、小学校の屋上に取り残された人を、はしご車により救出する訓練を行いました。

はしご車

15.高所救助訓練(ヘリコプター)

  埼玉県防災航空隊のヘリコプターによる、小学校屋上に取り残された人の救出救助訓練を行いました。

 ヘリコプター

 16.消防団総合訓練

 吉川市消防団第8分団が、消火活動、救助活動、救急活動における、実災害で必要な技術や知識を養うことを目的として、ロープ結索、応急手当、応急担架作成、ホース延長及び放水を総合的に実施しました。

消防団総合訓練

17.炊出配食訓練

  自主防災組織の方及び、市避難所班の方がアルファ米を調理し、会場で参加者に配食しました。

配食訓練

18.体験コーナー

  来場者向けに、震度体験、煙中体験、初期消火、応急救護や心肺蘇生法の体験、訓練コーナーなどを設置しました。また、株式会社伊藤園による、災害対応型自動販売機の操作体験も実施しました。

煙体験 応急救命

起震車 災害用自販機

19.展示コーナー

 東京電力パワーグリッド株式会社川口支社、株式会社NTT東日本-関信越埼玉南支店、東彩ガス株式会社、LPガス協会、熊谷地方気象台、株式会社サイボウが防災用品等の展示を実施しました。その他、市民参加推進課男女共同参画により、男女参画の視点からの防災対策や、建築課による簡易耐震診断、市民安全課による家庭で備える防災啓発パネル展示を行いました。
 また、陸上自衛隊や吉川警察署、江戸川河川事務所、東京電力パワーグリッド株式会社川口支社の特殊車両の展示等も行いました。

NTT サイボウ

耐震診断 東彩ガス

東電 気象台

江戸川河川事務所 江戸川河川

軽装甲車 警察