吉川美南駅が平成24年3月17日(土曜日)に開業しました

平成24年3月17日(土曜日)に吉川市内2つ目の駅となる吉川美南駅が開業しました。                      

開業前日の16日には、午前中に吉川市主催の『吉川美南駅開業記念式典』を行い、午後からは市民を対象とした内覧会を開催しました。

記念式典には、国や県の関係者をはじめ、駅名応募者などの来賓者と吉川市立南中学校の吹奏楽部員ら約140人が参加し、テープカットやくす玉開披を行って新駅開業を祝いました。

内覧会では約800人の市民が、駅舎と自由通路の見学をしました。

 吉川美南駅西口と開業記念式典のテープカット写真

    

 

吉川美南駅の効果

吉川市内2番目の駅となる吉川美南駅が開業したことにより、市民の鉄道利用に際する利便性が向上するとともに、吉川駅周辺の交通渋滞の緩和や新たな市街地の形成に伴う経済・産業活動の場の構築などが期待されます。

また、吉川美南駅に折り返し線施設が設けられたことにより、強風や豪雨などの緊急時に折り返し運転が可能となり、武蔵野線の輸送障害の改善が期待されます。 

 

これまでの経緯

新駅の駅名が「吉川美南」(よしかわみなみ)に決定     

新駅駅名候補案として、JR東日本へ提案していた3案の中から、平成22年1月に「吉川美南」(よしかわみなみ)に決定しました。 詳しくは下記のページをご参照ください。

電気通信設備移設工事について

平成21年7月10日にソフトバンクテレコム(株)と電気通信設備の移設工事に関する協定を締結し、新駅設置工事に伴い支障となる電気通信ケーブル等の移設を行いました。

工事費用   12,727,186円

新駅設置に伴う駅設備改修工事について

平成21年7月10日にJR東日本と駅設備改修工事の施行に関する協定を締結し、出改札機器システムの改修や、運賃表の書換を行いました。

工事費用   369,819,780円

新駅の設置工事について

平成21年6月8日にJR東日本と武蔵野線吉川駅・新三郷駅間にできる新駅の設置工事に関する施行協定を締結し、次の工事を行いました。 

設置位置 

吉川駅から約1.7キロメートルで、新三郷駅との約中間点(中曽根跨線橋付近)

吉川美南駅の設置位置と施設概要 [661KB pdfファイル]  

施設概要
1.鉄道施設
  • 橋上駅舎
    • 鉄骨造 2階建て
    • 上下線各1面ホーム(8両編成対応)
    • エレベーター
    • エスカレーター
    • 階段
  • 配線形態
    • 折り返し線施設を含む2面3線
2.都市施設
    • 自由通路(東口と西口を結ぶ連絡通路)
    • エレベーター
    • エスカレーター
    • 階段
工事費用

6,320,882,503円

  • 費用負担内訳
    • JR      2,458,165,409円
    • 吉川市  3,862,717,094円 

新駅設置に関する覚書について

平成19年12月20日に吉川市とJR東日本が新駅設置に関する「覚書」を締結しました。

覚書の要旨
  1. 新駅は折り返し機能を有する「2面3線」の配線形を基本とする。
  2. 新駅設置の費用は、折り返しに必要な費用はJRが負担し、その他の費用は市が負担する。駅施設の財産は、JRに帰属することとし、範囲などは別途定める。
  3. 市はJRが新駅設置に必要な用地を確保し、開業時期までにJRへ帰属する。
  4. 市は新駅設置に必要な交通広場や駐輪場などを整備するなど、鉄道利用の促進を図る。
  5. 新駅の開業時期は、平成23年度中を目標とし、詳細は双方協議の上、JRが決定する。

平成19年3月19日

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