水道事業の平成20年度決算をお知らせします

収益的収支(消費税抜き)

上のグラフの内容説明 

収益的収支の<収入>は13億351万円で前年度に比べ3.53パーセントの減収、<支出>は12億8,914万円で前年度に比べ1.98パーセントの増額となり、この結果1,438万円の利益が生じました。

資本的収支(消費税込み)

上のグラフの内容説明 

 <収入>は1億3,742万円、<支出>は7億7,906万円で、6億4,163万円の不足が生じました。不足額については、減価償却費などの内部に留保されている資金により補てんいたしました。
 配水管整備工事は、吉川駅南特定土地区画整理事業など2,468メートル、破損事故や漏水防止を図るために石綿セメント管の布設替を3,871メートル行い、延べ6,339メートルの配水管整備を実施し、災害に強い施設づくりと水の安定供給に努めました。

決算報告書

財務状況

業務状況

 給水戸数で24,133戸、給水人口で65,292人の方々に1日平均18,998立方メートルの水をご使用いただきました。これを給水人口1人1日平均給水量に換算すると291リットルで、前年度に比べて3リットルの減少となりました。
 また、総配水量は7,348,352立方メートルで前年度に比べて63,915立方メートル(0.88パーセント)の増加となりました。このうち料金収入を伴った有収水量は6,934,436立方メートルで、前年度に比べて4,816立方メートル(0.07パーセント)の減少で、有収水量の割合を表す有収率は94.37パーセントで、前年度に比べて0.89ポイント下回りました。

給水原価と供給単価

上のグラフの内容説明 

給水原価184.98円が供給単価168.77円を上回り、16.21円の逆ざやになっています。給水原価が高い理由としては、南配水場の建設や老朽管の布設替により「施設などの償却費」の占める割合が高いためと思われます。

むすび

 本年度は、長引く経済不況の影響を受けたためか、経営の基盤となる給水収益もわずかながら減少となっております。
 一方、水道施設については老朽化が進んでおり、改良や更新など再構築が課題となっております。
 これを受け、継続的で健全な水道事業運営のため「吉川市水道事業施設整備更新計画」を策定しました。また、配水管の耐震化を進め、より的確な水道管網を構築するため「吉川市水道事業石綿管更新事業基本計画」を策定しました。
 今後の事業経営に当たっては、節水等による水需要の低迷から、厳しい財政状況下でありますが、より一層、経営の効率向上に努め、安全で良質な水の安定供給に努めてまいります。

※本文及び図表中の数値は、端数を四捨五入しているため、差し引き及び合計などが一致しない場合があります。

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