パブリックコメントって何?

 パブリック・コメントとは、市の基本的な政策や制度を定める計画や条例を決める際に、その案や素案について、広く市民の皆さんに公表し、皆さんから寄せられたご意見などを案に取り入れることができるかどうかを検討するとともに、寄せられた意見などに対する市の考え方とその検討結果を類型化して公表する一連の手続のことです。

パブリック・コメント手続

政策形成への市民意見の反映と、原案等の公表、市民から提出された意見等への応答による政策形成過程の透明性の向上・説明責任を果たすことができる方法です。

手法のメリット

  • 比較的コストがかからない。
  • 意見のある者に広く発言の機会を提供できる。
  • 意見を提出する際の制限が比較的少ない。

手法のデメリット

  • 受身である。
  • 市民の言いっぱなしになる可能性がある。

パブリック・コメント=(イコール)基礎的な市民参画の手続

  • 市民参画手続の対象となる行政活動については、他の方法による市民参画手続を行う場合を除き、常に行うことが望ましい。
  • 広い範囲の市民に影響が及ぶ事案について複数の方法で市民参画手続を行う場合は、できる限り行うこと。
  • 公表する内容が、市民が負担に感じるほどのボリュームがある場合、概要版などを同時に公表することが望ましい。