江戸川水防事務組合の行政視察で新潟県の三条市と小千谷市に伺いました。

 

1日目は、三条市にある「三条防災ステーション」と「水防学習館」へ。

 江戸川水防事務組合行政視察 

三条市は平成16年、平成23年と二回に渡り、豪雨による堤防決壊で大きな被害を受けています。

 過去の被害の写真  氾濫した川の写真 

そうした経験を三条市の國定市長から以前いろいろと伺ったことが、

現在の吉川市における、本年2017年を「減災元年」とし、 

  • 「危機管理課」の設置
  • 美南小学校区での「減災プロジェクト」の実施
  • 各小学校での「減災教育」の実施
  • 学識者による講演会の開催

などを展開する危機管理対策の道標となりました。

 江戸川水防事務組合行政視察

2日目は、新潟県中越地震で大きな被害を受けた小千谷市へ。

その小千谷市にある「おぢや震災ミュージアム・そなえ館」にて、震災当時、副市長であった佐藤知巳氏より「災害時の自治体対応」についてお話しを伺いました。

 スクリーンを使った説明 江戸川水防事務組合行政視察

  • 災害対策本部運営
  • 避難所運営
  • 救援物資やボランティア
  • 罹災判定
  • 仮設住宅

など、現場経験からの現実的な指摘は非常に勉強になりました。

お忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。

 

平成29年11月2日

吉川市長 中原恵人