吉川市では、10数年前に市内循環バスが存続不可能となり廃止。

その後、毎年約1300万円ほどの補助金をかけ、調整区域である北部・東部を民間バスに走っていただいています。

バスルートを確認する市長 乗車する市長

けれど乗る人の数は少なく、本数も増やすことが出来なくなり、さらに乗る人の数が減る…という悪循環に。

そうした中、様々な自治体の公共交通を視察研究し、高齢者の皆さんにとって、利便性が高く利用もしやすいとして、H29年から、北部・東部において「高齢者へのタクシーチケット配布」を実験的に開始しました。(これも約1300万円ほどの予算)

運転手と話す市長 バスに乗り込む市長

今年はその実験的運用の最終年。利用者アンケートや学識者をお招きしての分析を踏まえ、吉川市における、「持続可能」な公共交通のあり方を打ち出してゆきたいと思います。

 

令和2年3月17日

吉川市長 中原恵人