あれから12年

 

本日11日、吉川市では、児童館「ワンダーランド」にて、

プラネタリウム震災特別番組「星よりも、遠くへ」を上映しました。

プラネタリウム上映の様子

 

このプラネタリウム番組は、平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」発生当時に大きな被害を受けた地域のひとつである、

宮城県仙台市にある仙台市天文台により制作され、

 

震災発生当時の大規模な停電により、これまでよりもはっきりと見えるようになった「星空」を様々な場所、

立場の被災者が振り返るドキュメンタリーであり、

 

「祈り」を感じるものでした。

 

12年前、被災地に向かい、支援物資配布や避難所でのイベント開催、

さらに少年野球チームとの交流試合開催などを行ったことを思い出しながら、

被災の様子

被災地支援の様子

被災地支援の様子

 

また、全村避難となり、吉川市からも応援職員を派遣した飯館村の美しい風景や関公園に植樹した

「復興への思いを込めた、きぼうの桜」に思いを馳せながら視聴。

 

夕焼けの画像

希望の桜植樹式

 

番組終了後の、児童館の千葉館長からの

「震災の時には生まれていなかった子供達も今日は観に来てくれています。

児童館として、そうした子供達に震災の記憶を伝えてゆくことも大事なことだと考え、今回こうしたプラネタリウム番組を上映しました」

 

との挨拶に、吉川市としての3.11への「祈り」が込められているように感じました。

上映会の様子

上映会の様子

 

これからも、吉川市は被災地の皆さんと共に未来へと歩んでゆきます。

 

 

令和5年3月11日

吉川市長 中原恵人