過量販売について

平成21年12月1日以降の契約について、訪問販売で、通常必要とされる量を著しく超える商品等を購入契約した場合、契約後、1年間は契約を解除できることになりました。

過量販売とは

過量販売とは、日常生活において通常必要とされる分量を著しく超える量のことで、次の3つのケースがあります。

  1. ある事業者の1回の販売行為が過量な商品等の契約となる場合
  2. 過量になることを知りながら、ある事業者の販売行為により、過量になる場合
  3. 過量状態を知りながら重ねて販売する場合

過量販売解除の効果

過量販売解除権による解除の効果は相手に通知が届いたときからで、通知は契約した日から1年以内に販売業者等に届ける必要があります。過量販売解除の効果は以下のとおりです。

  1. 事業者は消費者に対して損害賠償・違約金の支払いを請求できません。
  2. 商品を受けとっている場合は、業者の負担で返金できます。
  3. 事業者は商品の使用利益や役務の対価を消費者に請求できません。
  4. 消費者の支払い済みの代金は全額返金されます。
  5. 過量販売解除の場合は、消耗品を使用していても代金は請求されません。
  6. すでに工事が行われている場合、事業者の負担で元に戻してもらえます。

クレジット契約を利用している場合

訪問販売による過量販売に対する個別クレジット契約も契約してから1年以内であれば解約することができます。解約効果は以下のとおりです。

  1. 個別クレジット業者は消費者に対して個別クレジット契約に関する損害賠償又は違約金を請求することができません。
  2. 個別クレジット業者は、立替金相当額を消費者に請求できません。
  3. 販売業者は、立替金を個別クレジット業者に返還しなければなりません。
  4. 個別クレジット業者は、消費者から受け取った既払金を消費者に返還しなければなりません。

過量販売解除の通知方法

販売業者と個別クレジット契約を利用している場合はクレジット業者にも、内容証明郵便で通知するとよいでしょう。