新型コロナウイルス感染症の関係で、休校が2か月以上続いています。

緊急事態宣言を受け、保護者もお子さんも一生懸命「ステイホーム」を続けているところだと思います。

みなさんが一生懸命「ステイホーム」を続けたので、いよいよ、6月からは、学校も始まります。

子どもの皆さんへ

「心の回復力」という言葉を聞いたことがありますか。英語で「レジリエンス」といいます。

今、新型コロナウイルス感染症のことで、不安になって、イライラして、もしかしたら眠れないこともあるかもしれません。

そんな気持ちがたくさんあると、心は病気になってしまいます。

でも、誰もがそこから回復する「レジリエンス」という力を持っています。

こんな時だからこそ「レジリエンス」を働かせる生活を送ることが大切です。

レジリエンスを働かせるポイント

  • つながりを大事にしよう
    家族といろいろ話をしたり、友達には、電話やメールで話をするのもいいですね。
  • 規則正しい生活をしよう
    朝早く起きて夜は早く寝ること、ご飯をきちんと食べることが大事です。
    もうすぐ学校が始まるので、少しずつそのリズムに直していくとよいですね。
  • ゲームやスマホを使う時間をきちんと決めて、それを守ろう
    ゲームは気分転換になるし楽しいけど、学校がお休みだとつい長時間やってしまいがち。時間を決めてやることが大事です。
  • リラックスできることをやろう
    深呼吸や肩の力を抜くことでリラックスにつながります。詳しくは、レジりん通信を見てください。

※レジエンスについては、レジりん通信に詳しく紹介しています。→レジりん通信(静岡大学教育学部小林朋子研究室)

保護者の皆さんへ

お子さんが小学校へ入学して以来、こんなにお子さんと長い時間を一緒に過ごすのは久しぶりなのではないでしょうか。

市内を車で走っていても、ほとんど小学生や中学生に出会うことはありません。それは、子どもたちが頑張って、家の中で生活しているからだと思っています。

「おうち時間」のなかで、そんなお子さんを誇りに思い、ぜひほめてあげてください。

また、この期間、いつも以上に会話が増えたというご家庭もあるかもしれません。

お子さんの知らなかった一面を発見したということもあるかもしれません。

それでも、この長い「ステイホーム」に、やっぱり、お互いが疲れてきていることだと思います。

時には、お子さんの元気な声にイラッと来たり、家での仕事が進まず焦ったり。

こうした日々が続くと、ストレスがたまり、もしかしたらお子さんを怒鳴ったり、手をあげたくなってしまったりすることもあるかもしれません。

少年センターでは、お子さんのかかわり方やお子さんの様子の変化などの相談にのっています。

今、この時期の不安はもちろん、学校が始まった後、なかなか日常に戻ることが難しいという場合にもお気軽にご相談ください。

教育相談

 

このほか、子育て支援課でもお子さんに関する相談を受けています。

子どもと家庭の相談窓口専用ダイヤル(048-940-1258)