瞳輝く毎日を目指して

7月に入りました。この時期はまだ梅雨が明けず、じめじめした日々が続いています。
しかし、待望の夏休みが目の前まで迫り、日一日と期待感が膨らみます。あと少しなので頑張りましょう。

自信が自己肯定感をはぐくみ、未来へ向けての足掛かりに

さて、今回は保護者向けのコラムになります。特別支援教育の話です。
中学校の通常学級の担任の経験しかなかった私は、特別支援学級の担任になってびっくりしたことがあります。
それは特別支援学級では子どもたちがたくさん「ほめられること」です。
上手にできたときは「おっ、今日はよくできたね」とほめてもらいます。
しかし、できなくても、「とってもよく取り組んだよ。次はきっとできる。」とこれまた、ほめてもらえます。
ほめられて悪い気持ちはしません。子どもたちは次はもっと頑張ろうと思うはずです。
先生は、ほめることによって子どものやる気を引き出し、子どもに自信をつけさせる。
そして、この自信は気持ちを前向きにし、何事も積極的に取り組む原動力になります。
自己肯定感を高揚させ、やがては自立へ向けての推進力となります。
また、特別支援学級はきめ細かい学習ができます。
分かるまで繰り返したり、スモールステップで学習が進んだりと、無理なく、効率的に学習ができるように工夫されています。
人数も少なく、落ち着いた環境で学習や活動ができ、個人的に細かい配慮を受けやすい環境にあります。
このように特別支援学級では自己肯定感を高め、無理なく学習ができる環境にあります。
だから、授業を楽しみにしている生徒がたくさんいます。

進路は未来に開けている

ところで、中学校の特別支援学級の進路についてですが、ほとんどの人は特別支援学校へ進学します。
もちろん、専門学校や高校への進学も可能です。
では、特別支援学校の進路先はどうかというと、作業所と一般企業への就職が大半です。
もっと勉強しようという気持ちがあれば、大学や専門学校への進路も開けています。

本人にとって一番良い環境で

人にはそれぞれ個性があり、違った人格を持っていますので、一概に発達障害だから、勉強が遅れているからと言って中学生
特別支援学級(学校)が向いているわけではありません。通常の学級でみんなと仲良く生活している人もたくさんいます。
また、障がいを持つ人もそうでない人も同じ教室で学ぶのが自然と考え、実践している人も多くいます。
(インクルーシブ教育といいます。)
しかし、今在籍しているクラスが過ごしにくそうなら1回足元を見つめなおして、
どこで学ばせるのが本人のためには最もよいのだろうかと考えてみてください。
特別支援学級という選択肢もあります。
まずは担任の先生や相談機関と相談してみてはいかがでしょうか。