お正月

1月は古くは「睦月(むつき)」といいます。
親戚や知人などが集まり、睦まじく飲食しながら楽しく過ごす、そんなイメージでしょうか。
コロナの影響で今年はどこまで例年通りのお正月になるか分かりませんが、日本の正月の風情を楽しんでほしいと思います。

 

お茶

さて、私の知り合いの方が小学生の時、外国に住んでいました。
そこの小学校で外国の文化を学ぼうという授業があり、日本文化の話になった時、
先生が「日本は着物とお茶が有名ですね。あなたがみんなの前でお茶(抹茶)をたててくださいますか。」と茶せんと抹茶茶碗を渡されたそうです。
彼女は一応茶碗の中を茶せんでかき回して、お茶を濁したそうですが、本人は(お茶のことをよく知らなくて)恥ずかしかった、と述懐しています。
考えてみると、現在の私たちは抹茶を点てて飲む機会はあまりないですよね。
また、着物を着る機会もそう多くはありません。
外国では、着物やお茶が日本の文化の代表のように思われているようです。

このように日本独自の文化でも、日ごろ私たちの生活にはなじみのないものも多くなりました。
お正月やお盆の行事なども少なくなってきました。
「どんど焼き」も地方ではまだ盛大に?やっていますが、都会では「何それ?」という人も多いでしょうね。
例えば、お雑煮の中に入っている食材の意味。
おせちを食べるとき、エビは長寿、豆はまめまめしく、昆布はよろこぶなどと、その意味を家族の方に聞きながら食べると勉強になります。
日本人だけでしょうね。「喜ぶ」と「こぶ(こんぶ)」をだじゃれにして食べるなんて。

日本独自の文化~忍者とアニメは知っているけれど~

日本のことで日本人でも知らないことはたくさんあります。
今は国際社会です。
外国の人と接することも多くなり、日本の文化や日本語について聞かれることも多くなると思います。
自信をもって日本文化を紹介できるようになりたいものです。

例えば、外国の方と国技の相撲(すもう)を見に行ったとします。相撲イラスト
戦っている場所は土俵といって、場所ごとに毎回新しく作るんだ。
真ん中の線を「仕切り線」と言って、あそこに手をついて、立ち会うんだよ。
仕切り線の幅は70センチ。
土俵の中には「こんぶやコメ、スルメ、かち栗、塩などを入れて、神聖な場所にするんだ。」などと教えてあげると、
会話も)み、仲良くなること請け合いです。
その後ちゃんこなど食べに行けば完璧です。

日本の文化を知る

お正月は日本の伝統文化に触れる良い機会です。
これを機に「日本の文化を知る」意識をもちましょう。
皆さんも日ごろからアンテナを高くして、「日本文化」について知識を身に付けておけば、外国の人と話をするとき自信をもって日本を紹介できます。
また、相手の国の文化も尊重する気持ちもおのずと芽生えてくるはずです。それが国際人です。