わが子を伸ばす教育

夏休みも終わり、残暑厳しい季節を迎えています。
学校では一番長く、行事が多い2学期が始まりました。
この長い2学期を充実させることができたら、子どもたちは大きな成長を成し遂げることができると思います。
ところで、子育ては、難しいもので親の思い通りにならないことが常々です。
そこで、子育てのヒントをいくつか、ここでご紹介させていただきたいと思います。

1.歴史的な子育ての話から

天下人になった徳川家康は、幼少の頃、竹千代として今川義元のところで人質として過ごしていました。
そのときの教育は、まさに人をダメにする教育でした。
それは、「朝は好きなだけ長寝させ、山の幸や海の幸あふれる贅沢な食事を与え、
(武術)や学問がいやと言えば、決して無理をさせず、常にかたわらには(女を)はべらせ、本人の望む通りに何でも与えるがよい。
そうすれば、たいがいの人間はダメになる。」というものでした。
(武術)を(運動)に、(女)を(ゲーム機)に変えてみると現代のやってはいけない教育につながります。

2.子どもが欲しがるものを好きな時に好きなだけ与える

これを幼少期から続けていれば、我慢できない自分勝手な子になるそうです。
成長とともに人の言うことを聞き入れず、思い通りにならないとすぐに切れ、
ついには親の言うことも聞かなくなり、大変な状況になるということです。
また、同様に「したくないことはしなくてよい」「いやなことは我慢しなくて良い」
「できないことは親が代わりにやる」という考え方は、
それを継続していけば、ダメな人間を育てる方法を着実に実行していることになるのだそうです。

我慢をさせる。または、我慢させる期間をつくる。親の勇気が必要です。

3.悪いことをした我が子をかばう

これは、我が子に「これくらいの悪行なら大丈夫だ。」と思わせてしまう悪いしつけの一つだそうです。
特に子どもの前で「これくらいのことで。」とか「うちの子だけが悪いのではない。」と言ってしまうと、
我が子も「そうだそうだ。」と同調し、自分が行なった悪行が気持ちの上で棚上げされてしまう危険性があるそうです。
そのため親としては、我が子の言い訳を鵜呑みにするのではなく、
その中から真実とそうでない部分を聞き分ける力が必要になるのだそうです。
我が子の悪行に対して、子どもの前で親が頭を下げる姿を見せることは、
しつけの場面として最も良いチャンスだと言われています。

その姿を見た我が子は、その場面を決して忘れないと言われています。

4.頑張らせるための報酬を準備すると

例えば、「テストで何点取ったり、成績があがったら○○をあげるね」などの「ごほうび」を与えるやり方をしていると、
次から次へと要求が膨らんでいったり、子どもはそれを当てにしてしまい、「ごほうび」が当たり前になってしまう恐れがあります。
何か物を貰えなければ頑張れないことにもなります。
本来、勉強は自分のため、将来のためのものであるべきです。
それより、成績が上がった場合は、最大限の褒め言葉で一緒になって喜んであげてください。