言葉がけで変わる

水を凍らせると氷の結晶ができます。
水の研究家に江本勝さんという方がいらっしゃいます。
江本さんによると、不思議なことですが、水に「ありがとう」と声を掛け続けたときには、美しい氷の結晶ができるそうです。
一方、水に「ばかやろう」のような汚い言葉をかけると、水はそれに傷ついたように結晶ができなかったり、氷がバラバラに壊れるそうです。
水は言葉の持つ固有の波動を感知して、美しい端正な結晶やバラバラに壊れた結晶をつくるものと考えられているのです。

また、水に音楽を聴かせても同様です。
なかでもクラッシックの名曲などでは、例外なく整った結晶ができるそうです。
ベートーヴェンの「運命」のような激しい曲でも、実に繊細な美しい氷の結晶になるそうです。
音楽の波動が水に影響を与えるのです。
江本さんはたくさんの結晶に出会った中で、一番印象的だったのは「愛と感謝」などの言葉によって作られた結晶だと言っています。
そして、「愛」より「感謝」の言葉の波動の方が水に強い影響を及ぼすとも言っています。
感謝の言葉には、「ありがとう」や「おかげ様です」などがあります。
また、植物は80から90パーセントが水ですので、音楽を聴かせると良く育ちよく実ることが証明されています。

人間も変わる

人間の体は60から70パーセントが水だと言われています。
江本さん流に考えれば、「ありがとう」と感謝されると、凍らせた水には美しい結晶ができるのですから、
体の中の水には良い変化が起こり、心が明るく穏やかになるのではないでしょうか。
逆に、劣悪で汚い言葉をかけられると、体の中で水が動揺して、心は不必要に波立つのではないでしょうか。

「ありがとう」という言葉には、人の心を和ませる魔力があります。
「ありがとう」を生活の中で溢れさせたいものです。
「ありがとう」と声かけられた人も、また、「ありがとう」と声をかけた人も、
共にきらめく目と輝く笑顔で明るい生活や美しい人生が歩めることになるのではないでしょうか。
「ありがとう」だけでなく美しい言葉には、人を和ませ、癒す効果があるものと思います。
皆が生活する中で、美しい言葉や感謝の言葉をどんどん増やしてことが、生活をより良くすることにつながっていくものと思います。

「わたしは」で話し始める

最後に、言葉には優しい言葉、正しい言葉から汚い言葉もあり、人が発する言葉には行動を変える力があります。
それは、言葉の遣い方によって、嬉しかったり、荒んでいたり、不安定になっていないかなど様々な気持ちが読み取れます。
時として、親や先生の注意や説諭に対して、「うるせい」「うざい」「関係ない」などと発することがあります。
そんな時に追い詰めると、さらなる過激な行動につながる場合があります。
そこで、お互いに「わたしは」という言葉で話し始めると、その後には汚い言葉は続かないと言語学者は言っています。
「ことば」というものは、人間の気持ちや行動を変える作用があります。
「お父さん、お母さん」と言いながら自分の父母をなじる子はいません。
同じように「先生」と言ってから話す児童・生徒には、汚い言葉が続きません。
お子さんが「私、僕、お父さん、お母さん、お爺さん、お婆さん、先生など」と当たり前に言える様にしたいと願っています。
その裏側には、きちんとした日頃の挨拶、言葉遣い、返事があります。
私たち(親)が手本となり、正しい言葉遣いで、子ども達に接していかなければと考えます。