水道事業の平成23年度決算をお知らせします

収益的収支(消費税抜き)

収益的収支の収益は13億8,490万円で前年度に比べ1.25パーセントの増収、費用は12億8,283万円で前年度に比べ0.24パーセントの増額となり、この結果1億207万円の利益が生じました。

資本的収支(消費税込み)

収入は16億632万円、支出は20億1,169万円で、4億537万円の不足が生じました。不足額については、減価償却費などの内部に留保されている資金により補てんいたしました。配水管整備工事として、550メートルを布設し、吉川駅南特定土地区画整理事業など7,192メートル、破損事故や漏水防止を図るために石綿セメント管の布設替を7,248メートル行い、延べ14,990メートルの配水管整備を実施し、災害に強い施設づくりと水の安定供給に努めました。

決算報告書

財務状況

業務状況

給水戸数で25,771戸、給水人口で67,512人の方々に1日平均19,112立方メートルの水をご使用いただきました。これを給水人口1人1日平均給水量に換算すると283リットルで、前年度に比べて8リットルの減少となりました。

また、総配水量は7,495,360立方メートルで前年度に比べて157,141立方メートル(2.05パーセント)の減少となりました。このうち料金収入を伴った有収水量は6,994,848立方メートルで、前年度に比べて84,589立方メートル(1.19パーセント)の減少で、有収水量の割合を表す有収率は93.32パーセントで、前年度に比べて0.81ポイント上回りました。

給水原価と供給単価

給水原価180.83円が供給単価167.64円を上回り、13.19円の逆ざやになっています。給水原価が高い理由としては、「施設などの償却費」の占める割合が高いためと思われます。

むすび

本年度は、年間総配水量、有収水量ともにわずかながら前年度を下回り、経営の基盤となる給水収益も減少となっております。

一方、水道施設については、「吉川市水道事業施設整備更新計画」にもとづき、老朽化した施設、設備の改良、更新を進めております。今年度は「中央監視室新築工事」、「中央制御監視操作盤工事」及び「高圧電気設備更新工事」を実施しました。

今後の事業経営に当たっては、節水等による水需要の低迷から、厳しい財政状況下でありますが、より一層、経営の効率向上に努め、安全で良質な水の安定供給に努めてまいります。

 

※本文及び図表中の数値は、端数を四捨五入しているため、差し引き及び合計などが一致しない場合があります。

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水道課 庶務担当

吉川市大字会野谷496番地（郵便番号342-0016）

電話：048-982-7711（直通）
ファクス：048-984-1111

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