水道事業の平成24年度決算をお知らせします

収益的収支(消費税抜き)

収益的収支の収益は13億4,362万円で前年度に比べ2.98パーセントの減収、費用は13億1,071万円で前年度に比べ2.17パーセントの増額となり、この結果3,291万円の利益が生じました。

資本的収支(消費税込み)

収入は2億2,528万円、支出は6億3,846万円で、4億1,318万円の不足が生じました。不足額については、減価償却費などの内部に留保されている資金により補てんいたしました。配水管整備事業として、1029メートルを布設し、配水管路の耐震化や漏水防止を図るために石綿セメント管の布設替えを3,399メートル、延べ4,428メートルの配水管整備を実施し、災害に強い施設づくりと水の安定供給に努めました。

決算報告書

財務状況

業務状況

給水戸数で26,291戸、給水人口で68,158人の方々に1日平均19,209立方メートルの水をご使用いただきました。これを給水人口1人1日平均給水量に換算すると282リットルで、前年度に比べて1リットルの減少となりました。

また、総配水量は7,372,682立方メートルで前年度に比べて122,678立方メートル(1.64パーセント)の減少となりました。このうち料金収入を伴った有収水量は7,011,109立方メートルで、前年度に比べて16,261立方メートル(0.23パーセント)の増加で、有収水量の割合を表す有収率は95.10パーセントで、前年度に比べて1.78ポイント上回りました。

給水原価と供給単価

供給単価は167.07円で、昨年度に比べて0.57円(0.34パーセント)の減少となり、給水原価は185.98円で、昨年度に比べて5.15円(2.85パーセント)の増加となりました。その結果、給水原価が供給単価を上回っており、その差額18.91円の逆ざやが生じております。

むすび

本年度は、年間有収水量がわずかながら前年度を上回ったものの、経営の基盤となる給水収益は減少しております。

一方、水道施設については、「吉川市水道事業施設整備更新計画」にもとづき、老朽化した施設、設備の改良、更新を進めております。今年度は「旧管理本館外撤去工事」及び「太陽光発電設備工事」を実施しました。

今後の事業経営に当たっては、節水等による水需要の低迷から、厳しい財政状況下でありますが、より一層、経営の効率向上に努め、安全で良質な水の安定供給に努めてまいります。

 

※本文及び図表中の数値は、端数を四捨五入しているため、差し引き及び合計などが一致しない場合があります。

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