先日、「刃物を持った不審者が市役所内で暴れる」ことを想定した「緊急時対応講習」を吉川警察署の協力の下、行いました。

 緊急時対応講習の張り紙  サスマタの使い方を教わる職員

講習には各課と保育所などの職員計75人が参加し、サスマタの持ち方、刃物を持つ不審者への威嚇の仕方、2人1組で対応することなど基本的な扱い方を学んだ後、不審者役の警察官に対し、2人1組で取り押さえるまでを実習。

というのも、以前視察に訪れた「稲城市」では、平成27年11月に市役所1階に男が原付バイクで侵入し、油のような液体を撒いて放火するという事件が発生。

高橋市長から、当日の様子や対応、そして日々の危機管理体制の重要性についてお話しを伺いました。

 犯人役を押さえつける様子

そこで、高橋市長からのアドバイスを踏まえ、昨年8月に「庁内危機管理訓練」を行ったのですが、サスマタの使用方法等、多くの反省点が浮上しました。

その後、12月に「サスマタの使い方等の講習」を開催し、今回が2年目となります。

 協力してくれた警察の方々

この「緊急時対応講習」は、数年間で全職員が受講する予定。

市役所や公共施設内での緊急時に、市民の命を守り、職員も自らの命を守れるよう、今後も「庁内講習・危機管理訓練」を継続してゆきます。

 

平成29年8月12日

吉川市長 中原恵人