「吉川市ベトナムday」

多くの方々にご参加いただき大盛況!

ベトナムの特徴をあしらったデザインの看板 吉川市ベトナムday

企画運営くださった関係者の皆さまにも深く感謝しております。

ありがとうございました。

 

吉川市に在住する外国人約1300人の中で、一番多く、400人を超えるのがベトナムの方々です。

そうしたベトナムの方々と、地域や行政がしっかりと連携を図り、自治会運営や災害対策などにおいてもスムーズに事が進むように、 また、産業振興の面からも、海外進出、人材確保、なまず産業など、様々なチャレンジのキッカケづくりとなるように、と今回の「吉川市ベトナムday」の開催した意味は色々とありました。

 

第一部のパネルディスカッションには、吉川市在住ベトナム人のユイさん、凛さん、自治会代表の高橋会長、ベトナムに支社を持つ企業アーネストの永塚社長、そして国際友好協会の鈴木会長に登壇していただきました。

 吉川市ベトナムday 

短い時間ながら、ベトナムー日本ー吉川市の「これまで」「現在の課題」「今後の展開」が見えたトークになったと思います。

パネラーの皆さん、ありがとうございました。

 

「パネルディスカッション」の終了後は、「ベトナムを知ろう!」ということで、 「ベトナム語講座」「ベトナムの唄や踊り」 「ベトナムの正装アオザイショー」があり、舞台も会場も一体となって優しい雰囲気に包まれました。

 

 シンポジウム  吉川市ベトナムday

 

 アオザイを着る子供たち  吉川市ベトナムday

 

一方、会場内では、減災プロジェクトの一環として、「災害時対応」を伝えるコーナーがあり、ベトナム語の災害時対応ペーパーが配布されたり、もちろん食べ物コーナーもあり、ベトナムの生春巻きやフォーと同時に、日本代表のおにぎり、すいとん、そしてベトナムで日常的に食す「なまず」に対して、吉川代表として、「なまずサミット」で賞に輝いた「萬万亭のなまず春巻き」も登場!

 吉川市のブース  吉川市ベトナムday

あっという間に売り切れ、本当に多くの方々がご参加いただいたと実感しました。

 

今回の企画を「吉川市市民シンクタンク」委員として発案してくださり、またパネラーとしても登壇してくださった凛さんは、「次のステップは、各地域で、各自治会で今日のような風景が見られるようにしてゆきたいです」と。

また、同じように、準備段階から何度も打ち合わせを重ねてくださり、さらに当日プログラムの訳も書いてくださったユイさんは、「ベトナム人と吉川の人が参加する『ベトナムクラブ』を設立し、いろいろ情報を共有して、一緒に暮らしてゆきたい」と。

この日会場で初めて会ったベトナム人の青年はカタコトの日本語で、「ベトナムを好きになってくれてありがとう。こうした会を開いてくれてとても嬉しい。吉川市がとても好きです」と。

そしてこの日会場に足を運んでくださった吉川の日本人女性の方は帰り際に、「なんだか、楽しい一日だったわ。なんかとても良かった」と。

 

そう、「なんか良い」、

そんなささやかな、

でも優しくて、

誰もの根っこにある気持ちが、

これからも繋がっていく、 

そんなキッカケにこの「吉川市ベトナムday」がなれたのではないかなと感じました。

 

ご協力いただいた皆さん、ご来場してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

 吉川市ベトナムday

 

平成29年12月25日

吉川市長 中原恵人