「第3回全国なまずサミット」に参加する為に、福岡県大川市へ訪問しました。

大川市×吉川市=大吉! と言うことで、 今回の「なまずサミット」の為に、 うちの職員が新たにデザインした「大吉バッグ」を持って!

 なまずサミット開催記念バックデザイン

冷たい雨が降る東京から、 暑い日差しの福岡へ。

 東京空模様 福岡空模様

今回は一泊二日の福岡出張。 前日議会終了等で帰宅は夜中だったのに、 これまた朝イチに出発!

大川市へ到着すると、お忙しい中、大川市農業水産課の宮﨑係長が出迎えてくださり、まずは「農事組合法人ファーム道海」を案内してくださいました。

 視察の様子 視察の様子

現地では、 農業を行う為に数年間勉強や準備を重ね、昨年秋から「地域おこし協力隊」として、横浜から大川市へ移住し農業に取り組みはじめた柳井孝之さんが、ご自身の活動をお話ししてくださいました。

その内容はまさに、この春に吉川市が策定した「産業振興基本条例」の中で目指そうとしている、「産業としての農業」、「商品化と販路拡大へのチャレンジ」、「後継者の育成」 などの実践でした。

また柳井さんのお人柄も魅力的で、とても勉強になるお話しを伺えました。ありがとうございました。

それにしても、同じような地形の土地でも、  インフラの整備の仕方や、二毛作の展開や、作付け品目、そして経営方法と、 吉川市とは全く違う農業が展開されており、非常に学ぶことが多い視察でした。

 

農業現場の視察後は、販売現場の視察として「道の駅おおき」へ伺いました。

 道の駅「おおき」外観 道の駅「おおき」ビッフェくるるんの様子

大人気だという地元農産物を食せるビュッフェ「くるるん」は超満員。

さて、直売所は「JA福岡大城」の末永さんに案内していただきました。

  • 広域観光
  • 特化した商品
  • 体験場の創出

等々、参考になるお話しを伺えたのと同時に、隣接する「生ゴミ処理施設」も非常に興味深く、今後の「三輪野江地区での、道の駅・新エネルギー政策を含めた農業拠点作り」にとても参考となる視察でした。

 直売所視察 直売所視察

ありがとうございました!

 

視察はまだまだ続きます(笑)

 

次は、「添島勲商店」さんにお邪魔し、お忙しい中、添島彰さんから説明をいただきました。昔は二毛作の裏作として「い草」を作る農家さんが多かった大川市。

 添島勲商店視察 添島勲商店視察

そうした中で、ゴザ、畳産業を営んできた「添島勲商店」さんの鮮やかな色と模様が素晴らしい「花茣蓙(はなござ)」は、日本全国に留まらず、世界でも大変評価が高いものです。

ぜひ吉川市とのコラボレーションでの商品開発をとお話しさせたいただきました!

また、「添島勲商店」さんの商品は全て国産の「い草」を使用。

大川市で生産している畑のひとつを見させていただきました。

 添島勲商店畑

ゴザや畳には慣れ親しんでいても、「い草」を見たのは初めてで、花が咲き、風になびく美しい「い草」にしばし目を奪われました……。

「添島勲商店」さんの商品はネットでも購入が可能とのこと。皆さんぜひ!

お忙しい中、案内をいただいた添島さん、ありがとうございました!

 

さらに、視察は続き……(笑)

 

「昇開橋・橋の駅ドロンパ」へ

 昇開橋・橋の駅ドロンパ

その昔、汽車が走るときは繋がり、船が通るときには橋の一部が昇って開いた「昇開橋」。いまは、遊歩道として観光資源に。ちょうど開く橋を見ることが出来ました。

 昇開橋橋の駅ドロンパ 

「橋の駅・ドロンパ」名前の由来は、「ムツゴロウが泥の中からパッと顔を出す」ことからとのこと。

そして視察も終わり

いよいよ「第3回なまずサミット」の前夜祭の会場「三川屋」さんへ。

 三川屋さん到着

「三川屋」さんの第6代目女将・大和さんは、吉川市で開催された「第1回なまずサミット」にも参加してくださいました。翌日のサミットでは「なまず」一色になるだろうからと、前夜祭会場では、大川市自慢の「えつ料理」尽くしが!

 三川屋「えつづくし」

とても美味。

「サミット」の打ち合わせをすると同時に親交を深め、文化・産業振興・防災などの面でさらに連携を深めてゆこうと意見交換を。

この会場で、今回の「なまずサミット」に向けて、特別に作成した「大川市×吉川市=大吉バッグ」を、大川市の倉重市長をはじめ、参加団体の皆さんにお配りしましたが、皆さん喜んでくださいました!

 倉重市長へ記念バックをプレゼント 前夜祭の参加者で記念撮影

 

 

そして素晴らしい天気の中、「第3回全国なまずサミット」が福岡県大川市にて開催!!

 なまずサミット会場入り口

福岡県大川市・倉重市長

広島県神石高原町・入江町長

佐賀県嬉野市・村上市長

福岡県福津市・松田副市長

岐阜県羽島市

富山県南砺市

半田隆夫先生

福岡県「なまづ倶楽部」(「づ」で正式)

福岡県賀茂校区なまずの会

神石高原町油木高校

嬉野温泉観光協会

料亭 三川屋

と、私達吉川市を含めて、7自治体、6団体・個人が参加する中、大川市の倉重市長が開会宣言。

私もサミット発起人としてご挨拶を!

 なまずサミット発起人あいさつ

パネルディスカッションでは、「なまず」をテーマに、

  • 文化、歴史、信仰
  • 安心安全
  • 観光
  • 産業

など様々な視点からのお話しがありました。

 なまずサミットパネルディスカッション なまずサミットパネルディスカッション

最後は倉重市長による「全国なまずサミット宣言2018」が!

 なまずサミット参加者記念撮影

今回のサミットにおいては、福津市の松田副市長が 「環境保全、経済成長、そして社会と文化の3つは持続可能な開発に欠かせない3要素。なまずによる地域活性も、国連のSDGsが推進する持続可能なまちづくりを視野にいれて取り組んでいこう」と提案くださり、今後「なまずサミット」がさらに意義深いものになってゆく可能性を示してくださいました。

今回も素晴らしいサミットに!

倉重市長、三川屋大和女将をはじめ、大川市職員、関係者の皆さんお疲れ様でした!

お世話になりました!

 

 

平成30年6月18日

吉川市長 中原恵人