「文藝よしかわ第2号刊行記念レセプション」

 市長あいさつ

町から市になって20年を記念して、「はたちを越えた私達のまち吉川」がさらに成熟したまちへと成長するように、芸術文化の振興を進めよう

 

そうした考えの下、平成28年度に展開された芸術文化事業の中のひとつである「文藝よしかわ刊行」

2号目となる今回も、

「小説・随筆部門」

「俳句・短歌・川柳部門」

「小中学生作文部門」

「挿絵部門」

への応募総数は300点を超え、

 選考委員紹介

世界的絵本作家の葉 祥明氏をはじめ、

小説家 佐川 光晴 氏

歌人 田中 章義 氏

ら一流の方々に選考委員になっていただき編集が行われ、刊行となりました。

 

この日は、その中から「最優秀賞」「市長賞」「教育長賞」に選ばれた方々や関係者の皆さんをお招きしての「刊行記念レセプション」が開催されました。

 レセプションの様子 レセプションの様子

今回のテーマは「家族・吉川」。

 

私も全ての応募作品を読ませていただきましたが、どの作品も思わず胸が熱くなるような、愛に溢れたものでした。受賞者は小学生から高齢者まで、またお住まいの地区、吉川在住歴もさまざまとなり、作品の中のみならず、会場自体が「家族愛と吉川愛」に満ちていました。

 

前回のレセプション時に、

「長い時間の中で、施設や建物は朽ち果てても、その街の文化や哲学は受け継がれ、歴史を超えて残るのです」

と、葉祥明先生が述べられ、一同深く感銘を受けましたが、

今回のレセプションでも、佐川先生がされた「個人のヒストリーを綴ったこうした地方文学を長きに渡って蓄積してゆくと、歴史年表では表せない、郷土の歴史、郷土の風俗文化の貴重な資料となり得る」という内容のお話しが、とても印象深く、皆の心に残りました。

 

また、葉祥明先生に「天才だ!」と評価された、小学生の「なまずの挿絵」も皆の心を掴み、「便箋やハガキにぜひしたい」という私の発言には会場から拍手がおこりました!

 受賞者へのコメント

すでに、「文藝よしかわ第3号」の作品募集もはじまっています。今後も「文藝よしかわ」の刊行を継続し、いつかその中から作家の誕生をと思っています。

 文藝よしかわ第3号募集チラシ

皆さん、奮ってご応募ください!

 

 

 

平成30年7月5日

吉川市長 中原恵人