「ひとりの命も失わせない」と、現在吉川市では、担当課を先頭に、様々な分野の関係者の皆さんと力を合わせて「虐待問題」に取り組んでいます。

課題のある家庭一つ一つのケースを検討する「要対協(要保護児童対策地域協議会)」へ、私も出来る限り参加し、現場や吉川市の状況把握に努めています。

そうした中、この日は、社会福祉法人「富士見乳児院」さんへお邪魔させていただきました。

乳児院入口 乳児院園庭

助産婦としての事業からはじまり、昭和36年に乳児院事業を開始した「富士見乳児院」さんでは、現在、定員65名、0歳から就学前の子供達が入所しています。

乳児院概要説明 市長より質問風景

埼玉県内に乳児院は6つ(定員214名)しかなく、どの施設も常時満員状況で、一時保護も難しい状況であり、加えて近年の子供達の状態、スタッフの確保、さらに里親制度、ファミリーホーム等、様々な課題についてお話しを伺わせていただきました。

職員へ質問する市長 施設を見学する市長

お忙しい中、ありがとうございました。今後も皆さんとの連携を深め、一番現場に近い、子供達に近い行政である「市」として、「ひとりの命も失わせない」ために出来る得る施策を展開してゆきます。よろしくお願いします。

施設の説明を受ける市長 院長の説明を受ける市長

 

令和元年8月10日

吉川市長 中原恵人