「きぼうの桜」とは、若田光一宇宙飛行士とともに宇宙を旅した桜の種(千年以上生きる神代桜などの巨大桜)から発芽した桜で、それを東日本大震災の津波到達点等に植え、千年風化しない避難の目印に、そして宇宙からも見える復興のシンボルとして子孫へ残す事業を「一般財団法人ワンアース」さんが展開しています。

植樹を行う市長と子供たち きぼうの桜植樹式

吉川市においても、

  • 福島県飯舘村へ応援職員を派遣し、復興支援を続けている
  • ワンアースさんやJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)さんと共に「金井宇宙飛行士と子供達の交信事業」などの宇宙事業を展開している
  • 約70年前にカスリーン台風により吉川市も水位3.5mの被害を受けていることなどにより、「まちの安寧」のシンボルである「きぼうの桜」。

このタイミングで咲いた、はじめての花に、「希望」を感じずにはいられません。

関公園きぼうの桜 咲いたきぼうの桜

「きぼうの桜(山高神代桜)」を植樹する「被災地では無いはじめての自治体」として認められ、昨年4月、金井宇宙飛行士はじめ、ワンアース、北杜市、飯舘村の皆さまが来賓として参加くださる中、「吉川市さくら祭り」のメイン会場である「関公園」にて植樹式が開催されました。

 

令和2年3月21日

吉川市長 中原恵人