開校式(令和2年6月17日)
コロナの影響により延期になっていた、新しい中学校「吉川中学校」の開校式が執り行われました。
式には3年生だけが参加。
出席者も先生方以外には、教育長、市長だけという縮小した式でしたが、初代生徒会長の工藤大蒼くんの思いあふれる言葉もあり、素晴らしい式となりました。
昭和58年に学校予定地を購入してから実に37年もの時間をかけて開校となった吉川中学校。
私が市長に就任してからもスピード感もって建設に向かいましたが、学校建設には様々な調整、準備が必要であり、6年かかりました。
そうした長い歴史の積み重ね、多くの人々の思い、そして多額の税金をかけて完成した新中学校。その重みも1期生の皆さんは胸に置いて、学校生活のスタートを切ってほしいと思います。
またコロナの影響により、華やかな開校式とはなりませんでした。しかし、コロナにより私達は多くのことを改めて感じています。
一番は命の大切さです。そして、何気ない日常がどんなに大切であるかも強く感じています。
家族との毎日、仲間との絆、学校生活の楽しさ、スポーツや音楽の力……
その大切さをしっかりと理解した中で、「新たな価値観を生み出し、新たな未来を切り開く」、そうした使命も一期生の皆さんには与えられていると感じます。
「歴史の中の大きな役割を担う」、そうした大志を持って、充実した学校生活を送り、受験を乗り越えて欲しいと思います。
開校おめでとう。
頑張れ!吉川中学校のみんな。
令和2年6月17日
吉川市長 中原恵人
登録日: 2020年3月30日 /
更新日: 2020年6月24日