コロナの影響により延期になっていた、新しい中学校「吉川中学校」の開校式が執り行われました。

礼をする生徒一同

式には3年生だけが参加。

出席者も先生方以外には、教育長、市長だけという縮小した式でしたが、初代生徒会長の工藤大蒼くんの思いあふれる言葉もあり、素晴らしい式となりました。

教育長より校長へ校旗の手渡し

教育長あいさつ

校長あいさつ

生徒会長あいさつ

昭和58年に学校予定地を購入してから実に37年もの時間をかけて開校となった吉川中学校。

私が市長に就任してからもスピード感もって建設に向かいましたが、学校建設には様々な調整、準備が必要であり、6年かかりました。

そうした長い歴史の積み重ね、多くの人々の思い、そして多額の税金をかけて完成した新中学校。その重みも1期生の皆さんは胸に置いて、学校生活のスタートを切ってほしいと思います。

またコロナの影響により、華やかな開校式とはなりませんでした。しかし、コロナにより私達は多くのことを改めて感じています。

一番は命の大切さです。そして、何気ない日常がどんなに大切であるかも強く感じています。

家族との毎日、仲間との絆、学校生活の楽しさ、スポーツや音楽の力……

その大切さをしっかりと理解した中で、「新たな価値観を生み出し、新たな未来を切り開く」、そうした使命も一期生の皆さんには与えられていると感じます。

「歴史の中の大きな役割を担う」、そうした大志を持って、充実した学校生活を送り、受験を乗り越えて欲しいと思います。

 

開校おめでとう。

頑張れ!吉川中学校のみんな。

市長あいさつ

 

令和2年6月17日
吉川市長 中原恵人