新型コロナウイルス感染症の影響により開催が延期となっていた吉川なまずの里マラソンについて、参加者や運営関係者、また、市民の皆様にとってより良いイベントとするため、アンケートを実施し、その結果を踏まえて検討を行った結果、10キロメートルの部の廃止という結論に至りました。

今回の決定により、皆様により一層愛される吉川なまずの里マラソンとなるよう、努めてまいりますのでご理解くださいますようお願いいたします。

なお、検討過程の詳細については、以下のとおりです。

アンケートの分析

上記ページの結果から、なまずの里マラソンの開催趣旨については、概ねご理解をいただいているものと考えられます。ボランティアへのアンケートにおいても負担が過重であるとの意見は少なく、協賛企業においても協賛を前向きに捉える意見が多数でした。

特に大会の目玉種目であるハーフマラソンの部は、多くの市民にとって思い入れがあり、支持されていることが見て取れました。

その一方で、主にボランティアへのアンケートにおいて、交通規制について通行車両に協力を求めることに苦慮するとの意見が複数あり、市街地、中でも主要な幹線道路である越谷吉川線の交通規制は影響が大きいことから、長時間の規制が課題であると考えられます。

当該道路の交通規制は、ハーフマラソンの部及び10キロメートルの部によるものですが、前述のとおりハーフマラソンの実施は、多くの市民に支持されていることから、10キロメートルの部の実施について検討を行うものです。

10キロメートルの部の検討内容

吉川なまずの里マラソン検討委員会において、10キロメートルの部の実施について検討を行いました。検討内容については以下のとおりです。

10キロメートルの部を廃止した場合、越谷吉川線の交通規制の時間は約1時間短縮が可能となり、市民生活への影響及びボランティアスタッフの負担を大幅に軽減することが可能となります。

令和元年度の実績では、10キロメートルの部の参加者は、市外在住者1,131名、市内在住者175名であり、廃止による市民ランナーへの影響は少ないと考えられます。

さらに、10キロメートルの部の廃止によって飽和状態にある参加人数が抑制されることで吉川駅からのバス移送の安定運航にも資することとなり、また、好評を博している親子マラソンの参加者数を増やし、より市民が参加しやすい大会の実現も期待できます。

検討結果

上記の検討内容を踏まえ、第27回吉川なまずの里マラソン第2回本部実行委員会において、10キロメートルの部の廃止の決定がされました。

また、10キロメートルの部の廃止に加え、新型コロナウイルス感染症の流行蔓延以後、全国的にマラソン大会への参加者が減少していることも鑑み、参加費の見直しも併せて行うものとすることが決定されました。

参加費については、今後検討するものとし、決定したのちに市ホームページにて公表いたします。

 

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