【令和5年度実施事業分】みらいステップアップ助成金 実績報告会要旨
助成金を活用した活動実績の報告会を開催しました！
地域課題の解決を図るために、新たに設立した団体や既に活動している団体の新たな市民活動を支援する事業「吉川市みらいステップアップ助成金」を平成29年度から開始しました。
令和5年度は、要望書及びプレゼンテーション大会による審査の結果、結成1年未満の芽生え時期にある団体を助成対象とした「スタート助成の部」3団体、結成1年以上の育成・成長時期にある団体を助成対象とした「ステップ助成の部」2団体に対して交付決定を行いました。
この度、昨年4月からの1年間、当助成金を活用して事業を実施した5団体に活動実績をご報告いただきましたので、当日の要旨についてお知らせします。
令和5年度実施事業分 みらいステップアップ助成金 事業実績報告会
日時
令和6年4月13日（土曜日）午前10時から
場所
市役所3階 304・305会議室
実績報告会の内容
スタート助成の部
みんなの保健室 OHMUSUBI
事業名称
私らしく楽しめる居場所(まち)づくり
事業結果および効果
- 4月 金融講座 資産形成の最初の一歩
- 7月 市民健康講座
- 9月 色を味方に 色を使ってセルフケア
- 12月 みんなで作って食べてしゃべり場
- 2月 ボッチャ体験会
参加者 合計62名
各講座により年齢層は様々だったが、子どもから高齢者まで多世代の参加が見られた。講座や体験会を通して、その場に集まる方同士がお互いの価値観を語り合うことができ、自身を意識するきっかけになった。
つながりあい“てとてと、て”
事業名称
不登校児童を支える家族を応援するプロジェクト
事業結果および効果
- 6月 リストラティブヨガ 参加者 4名
心と体のリラックス効果により心身のリフレッシュ - 10月 スパイスカレー教室 参加者 10名
自分のために料理を作り、美味しいごはんで心が満たされる。一緒に作って食べることで、元気になる。 - 2月 アドラー心理学講座 参加者 16名
知識を得て、心を整える。自分との向き合い方、子どもとの向き合い方がわかる。
中曽根小学校区まちづくり協議会
事業名称
防災ピクニック® ※防災ピクニックは、NPO法人ママプラグの登録商標です。
事業結果および効果
令和5年9月24日 参加者70名
自宅から中曽根小学校体育館への防災ピクニック®で、
- 子どもと一緒に防災ウォーク
- 非常時自動車にできること
- 非常食を食べてみよう
- 非常グッズを試してみよう
- 非常時のトイレを試してみよう
を実施し、災害時に役立つサバイバル術を楽しく学びと共に、6自治会の連携を図ることが出来た。
ステップ助成の部
一般社団法人 チームアダプテーション
事業名称
障害のある人を巻き込んだアダプテッドスポーツ事業
事業結果および効果
- 7月 プールイベント 参加者 約30名
- 11月 フットサルイベント 参加者 約70名
「地域の障害を取り除く」という機運を高めるために、障害の有無に関わず楽しむことができるアダプテッドスポーツイベントを開催した。吉川市及び近隣在住の障害のある人とボランティアが直接触れ合う中で障害理解を深めるとともに、障害特性に応じた「アダプテッド」の実装経験を提供することができた。
子どもの居場所をつくる会 SKYせる
事業名称
不登校の子どもたちの居場所づくり
事業結果および効果
- 4月 ボードゲーム大会
当団体の活動周知や、屋外や農作業が苦手な子どもたちのことを考え実施した。様々な種類のテーブルゲームが初対面の人ともすぐに 打ち解けて、子ども・保護者・支援者・スタッフと楽しくプレイできた。 - 7月 夏野菜の定植収穫
今までに体験したことのなかったピーマンの定植と収穫を実施した。これまでに体験した、じゃがいもとさつまいもの農業体験とは別に、地中から掘ることとは違う地上での成長を実感できた。自ら植えた野菜への愛着と収穫のしやすさがあった一方、酷暑による不作も学ぶことができた。 - 8月 冷たいスイーツ作り
夏休みに実施したことにより、登校している子や外国ルーツの子、スタッフ以外の大人と交流することができた。予定していたフルーツゼリー作りの他に、発案者である子の「ペペロンチーノを作りたい」という希望を実現できた。 - 12月 クリスマスケーキ作り
冬休みの12月25日にブッシュドノエルを作った。登校している子の参加があり、クリスマスの飾りつけの元、ケーキを完成できた達成感を持てた。チラシで作るツリーを作成したり、マンカラで遊んだり、楽しく交流できた。
参加者 合計65名（スタッフ含む）
