「吉川ねぎ」の紹介
吉川ねぎについて
収穫して間もない吉川ねぎ
袋詰めされた吉川ねぎ
吉川ねぎは、明治の初めごろから中川や江戸川といった川の自然堤防の周囲で栽培が始まりました。自然堤防の周辺は一般的に沖積土と呼ばれる土壌の性質を持っています。これは川の流れによって運ばれてきた砂や泥が積もってできた土壌のことを言い、有機物などの栄養が多く含まれているといった特徴があります。中川と江戸川に挟まれた吉川市で農業が発展した要因の一つと考えられます。
かつて吉川の地で栽培されたねぎは、現在の東京都足立区千住のねぎ市場へ出荷していたことから、「千住ねぎ」と呼ばれていました。
巻きが固く、調理の際に煮崩れがしないことから、市場での人気が高いことで知られています。
出荷のピークが6月から始まることから一般的に市場に出回る秋冬ねぎよりも栽培の難易度が高く、秋冬ねぎに比べるとあまり市場に出回りません。その理由は、冬に種まきを行い夏に収穫時期を迎えるため気温の差が激しく、加えて梅雨の時期が重なることから栽培管理が難しいからです。このように栽培難易度が高い吉川ねぎですが、現在、関東で有数な夏ねぎの生産地となっています。
また、市内では秋冬ねぎを栽培する農業者の方も多く、一年を通して吉川産のねぎが味わえることからも吉川市がねぎの一大産地であることが伺えます。
吉川ねぎの食べ方は、薬味としてはもちろんのこと、軽く塩で味付けをして焼いて食べると中に含まれているゼリー質が甘みとなり美味しくいただけます。また、お好みでバター醤油などで味付けしても美味しくいただけます。皆さんぜひご賞味ください。
吉川ねぎが買える場所
- コモディイイダ吉川店
住所:吉川市きよみ野四丁目1番地1
電話:048-982-1411
営業時間:午前9時から午後9時45分
定休日:元旦
- JAさいかつフレッシュファーム
住所:吉川市保609-1
電話:048-982-0432
営業時間:午前9時30分から午後5時
定休日:金曜日
- イオン吉川美南店
住所:吉川市美南3-23-1
電話:048-984-0700
営業時間:午前8時から午後11時
定休日:なし
生鮮食材のため必ず販売しているとは限りません。予めご了承ください。
その他吉川産農産物販売一覧はこちら
吉川ねぎ夫について
吉川ねぎ夫とは、吉川ねぎの魅力を全国にPRするために、平成28年の全国ねぎサミットに突然現れたキャラクターです。平成30年6月には専門知識や吉川ねぎのPRに対する情熱が認められ、吉川市の任期付職員として採用されました。令和元年度に開催した「全国ねぎサミットinまつど」では、吉川ねぎ夫に加え、吉川ねぎッパ君(写真中央部)といった河童に似た吉川ねぎ夫が登場するなど、会場を大いに盛り上げる活躍を見せ、吉川ねぎのPRに大きく貢献しました。
全国ねぎサミットinまつどにて。豊作の年だったため3本出現しました。
1期目最後の年である令和2年度は、新型コロナウイルスの影響により、対面でのPRが行えない状況が続きました。
そんな状況を打破するため、普段多くの方が利用しているコミュニケーションツールである「LINE」のスタンプ機能を活用したPR活動を行うことといたしました。また、これに併せて吉川ねぎ夫は令和3年月より任期が更新されることになりました。
スタンプのダウンロードはこちら(外部リンク)
※リンク先のご案内に沿って購入をお願いいたします。
また、令和2年度からイオン吉川美南店で開催されている「吉川フェア」に出没するなど、吉川ねぎのPRができる場には必ずと言っていいほど出没します。
令和2年12月開催の吉川フェアにて。この年も豊作でした。なまりんと一緒に写真を撮らせていただきました。
引き続き吉川ねぎのPRを行っていくので皆さん応援をよろしくお願いいたします。