計画の趣旨

誰も自殺に追い込まれることのない吉川市を目指して

我が国の自殺者数は、1998年以降、3万人を超える高い水準が続き、2003年には最多となりました。その後、横ばい状態が続き、2010年以降にようやく減少傾向となりました。このような深刻な状況を受け、2016年に「改正自殺対策基本法」が施行され、市町村は、「自殺総合対策大綱」及び「都道府県自殺対策計画」並びに地域の実情を勘案して自殺対策計画を策定するものとされました。

埼玉県では、「埼玉県地域保健医療計画」や国の「自殺総合対策大綱」の趣旨をふまえつつ、2008年に策定した「埼玉県自殺対策推進ガイドライン」を進化・発展させ、自殺対策基本法第13条第1項に基づき、2018年3月に「埼玉県自殺対策計画」が策定されました。本市では、このような国や県の動向をふまえ、すべての人がかけがえのない個人として尊重される社会「誰もが自殺に追い込まれることのない社会」の実現を目指して、2019年度に「吉川市自殺対策計画」を策定し、「誰も自殺に追い込まれることのない吉川市を目指して」を基本理念に自殺対策に取り組んできました。

その前計画が令和5年度で計画期間の満了を迎えることから、社会経済情勢の変化などを踏まえ、「第2次吉川市自殺対策計画」を策定しました。

計画の概要

計画の位置づけ

本計画は、自殺対策基本法第13条第2項によって、策定が義務付けられている市町村自殺対策計画です。策定にあたっては、国の「自殺総合対策大綱」の趣旨をふまえつつ、「埼玉県自殺対策計画」との整合性を図ります。

また自殺対策は、保険、医療、福祉、教育、労働その他の関連施策との有機的な連携が図られ、生きることの包括的な支援として実施していく必要があります。そのためにも本計画では、各分野にわたるさまざまな施策を「自殺対策」という観点から整理し、各種関連する施策と連動させていけるよう、統合性を図ります。

計画を策定しました

第2次吉川市自殺対策計画.pdf [ 5485 KB pdfファイル]

自殺対策計画策定委員会

計画を策定するために吉川市では保険・医療・福祉・教育・労働・法律・警察の関係者で構成される「吉川市自殺対策計画策定委員会」を設置し計画案を検討しました。

第1回自殺対策計画策定委員会.pdf [ 543 KB pdfファイル]

第2回自殺対策計画策定委員会.pdf [ 464 KB pdfファイル]

第3回自殺対策計画策定委員会.pdf [ 521 KB pdfファイル]

第4回自殺対策計画策定委員会.pdf [ 231 KB pdfファイル]

前計画

第1次吉川市自殺対策計画.pdf [ 2736 KB pdfファイル]

 

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