第三者評価とは

吉川市が認定した評価機関が指定管理者の管理運営する施設に評価員を派遣し、指定管理者の施設運営について、市が定める評価手法及び評価項目によって実施する指定管理者の評価です。

実施期間

 平成23年7月25日から平成23年11月30日

第三者評価結果概要

1地域及び地域住民との連携
  • 市民活動サポートセンターでは、市民が自発的に活動するための施設や仕組みの充実、支援がおこなわれてお り、高く評価できる。
  • 市と指定管理者と利用者代表が一体となって、施設の運営に向上する仕組みができている。
2利用者サービスの向上
  • アンケートも含め、利用者の利用実態に関して日常的にモニタリングをしており、施設運営上の課題も的確に把握している。
  • 予算上の制約、施設立地の制約、震災の影響など困難な条件の中で、創意工夫をしている。将来的には、施設規模・立地条件等で従来型のサービスの充実には限界があるため、役所との協議の場を活用して施設運営手法に言及していくことが期待される。
3施設・設備の維持管理
  • 仕様書に基づいた維持管理により、当該施設・設備の安全・安心が確保されている。ゴミの分別や清掃も行き届き、快適に利用できる場となっている。
4緊急時対応
  • 「防犯管理マニュアル」等のマニュアル類や手順書を整備し、チェックリストにより施設・設備及び不審者等の点検や監視活動を実施している。
  • 職員に対しては、「防犯・防災・緊急時対応研修」や年2回の「防災訓練」により緊急時への対応を実効性のあるものとしている。
5組織運営及び体制
  • 「仕様書」に基づき、適正な職員体制(配置)と開・閉館等を履行している。
  • 職員の資質向上については、「職員研修計画」に基づき、研修が実施され、受講者に対する効果測定により、研修成果を実効性のあるものとしている。
  • 研修内容の共有化は、レポート提出や連絡ノートへ記載、コミュニティボード活用等の取り組みを実施している。
  • 個人情報保護の取り組みについては、「プライバシーポリシー」を「個人情報保護規程」に具体化させ、入退室管理などのセキュリティ対策を実施し、運用について記録されている。
  • 個人情報保護に関する利用者への周知については、“図書館”“視聴覚ライブラリー”ではプライバシーポリシーの確認できなかった。個人情報の利用目的や目的外使用についての考え方等について、利用者に周知する仕組みを構築することを推奨する。
  • 経理業務については、適正に運用されているが、図書館経理における会計処理に相互けん制の機能を持たせることを推奨する。
  • 組織運営全般については、四半期ごとの活動を「業務自己評価表」によりセルフモニタリングしていることは高く評価できる。
  • 経費節減の取り組みについては、具体的な成果に結びついている。
  • 職員体制は、個々の資質向上を前提として、スキルミックスによる各セクションへのバックアップ体制、シフト支援体制の仕組みがあり評価できる。
6その他
  • 市主催事業への協力が、施設の利用促進と連動した形で具体的に展開されている。
  • 地域課題の解決や地域の活性化の観点から“市民活動サポートセンター”事業の展開は高く評価できる取り組みである。 

吉川市指定管理者第三者評価報告書.pdf [1337KB pdfファイル] 

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