協働まちづくりの推進と市民活動の活性化をめざして【報告】
講座を開催しました
市では平成28年4月から、NPO法人設立認証事務の権限移譲を受け、市内には20のNPO法人が組織され、また現在設立相談中の団体もあること、さらには、市民シンクタンク事業による市民発想の政策提言など、市民活動の裾野はますます広がりをみせています。
日々、複雑・多様化する社会課題の解決を図るため、さらには吉川市にもいずれ訪れる超高齢社会や人口減少などを見据えると、市民、市民活動団体やNPO等との関わりや協働・連携は、ますます重要なものとなることが予測されます。
そこで、市民活動やNPO等との協働によるまちづくりのさらなる推進を図る契機とするとともに、市民活動の活性化をめざして、次の通り講座を開催しました。
令和6年10月28日 市民活動推進講座
一般社団法人地域創生Coデザイン研究所ポリフォニックパートナー木村篤信氏をお招きし、現状を打破する「リビングラボ(Living Lab)」の仕組み、リビングラボによる市民との共創による地域づくりについて身近なコミュニティ活動の実践事例についてお話いただき、これからの地域コミュニティを考えるポイントを皆で共有しました。
「ファシリテーションの基礎」については、アデコ株式会社ソーシャルイノベーション課長谷川綾子氏にお話をしていただき、参加者にはグループワークで実践しながら会議を取りまとめるときのポイントやコツなどを学びました。
当日の参加者は18名であり、「短時間ではあったが、実践できたことが良かった」「リビングラボのような形で、皆で協力できる仕組みがあることを知り、勉強になった」など、多くのお声をいただきました。
令和5年9月7日開催 市民活動推進講座
元テレビ朝日アナウンサーの藤井暁氏をお招きし、「元アナウンサー藤井暁が伝えるとっておきのコミュニケーション講座~テレビの裏側を交えて~」について、ご講演いただきました。
当日の参加者は33名であり、参加者からは「相手が喜ぶ姿を思い、映像をイメージさせるように話しをするというポイントが印象的であった。」や、「話す際の、腹式呼吸のやり方や活舌方法などを教えてもらい良かった」など、コミュニケーションにおけるポイントの学びについて、多くのお声をいただきました。