外来カミキリムシ
外来カミキリムシについて掲載してます。
クビアカツヤカミキリにご注意ください
クビアカツヤカミキリは、サクラなどに寄生し、樹木を衰弱させ、枯死させる危険性のある特定外来生物です。平成25年に草加市、八潮市、平成29年に越谷市、羽生市、行田市、熊谷市、深谷市、加須市で同種の被害が確認されていましたが、令和元年6月に吉川市内で初めてサクラの被害が確認されました。
今後の被害拡大を防ぐため、市内でクビアカツヤカミキリを確認したときは、速やかに捕殺し、情報提供くださいますようお願いします。
クビアカツヤカミキリについて
- 体長…約2.5から4センチメートル
- 特徴…全体的に光沢のある黒色で、胸部(首部)が赤色(オスの触覚は体長より長く、メスの触覚は体長より短い)
- 生態…幼虫は樹木の内部を摂食し、2から3年かけて成長し、その後6月から8月に成虫となって樹木の外に出る
- 被害実態…樹木に幼虫が侵入すると内部を摂食し、根元などに「フラス」とよばれるフンと木くずの混ざったものが排出され、最終的に樹木が枯死することがある。
- 被害樹木…サクラ、ウメ、モモ、スモモなど主にバラ科の樹木
クビアカツヤカミキリ(成虫)
クビアカツヤカミキリ(幼虫)
フラスが確認された樹木
クビアカツヤカミキリを確認したときの対処法
- 成虫…速やかに捕殺してください
- 幼虫…フラスが確認でき、幼虫を見つけたら捕殺してください。
クビアカツヤカミキリの関連情報
令和5年9月よりツヤハダゴマダラカミキリ、サビイロクワカミキリが特定外来生物に指定されました
クビアカツヤカミキリに加え、新たに令和5年9月よりツヤハダゴマダラカミキリとサビイロクワカミキリが特定外来生物に指定されました。
現在市内での生息は確認されていませんが、クビアカツヤカミキリ同様に速やかに捕殺し、情報提供くださいますようお願いします。
ツヤハダゴマダラカミキリ、サビイロクワカミキリの関連情報
カミキリムシ科2種を特定外来生物に指定する政令の閣議決定について(環境省)
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