世界経済フォーラムが、「ジェンダーギャップ指数」2024年版を公表

スイスの非営利財団「世界経済フォーラム」(World Economic Forum)が2024年6月、各国における男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)を発表しました。

ジェンダーギャップ指数は、経済、教育、保健、政治の4分野の指標から構成された男女格差を測る指数です。0が完全不平等、1が完全平等を意味しています。

詳細は内閣府のホームページ(外部リンク)をご参照ください。

2024年の日本の順位は、146か国中118位(2023年は146か国中125位)

上位5か国:1位アイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェー、4位ニュージーランド、5位スウェーデン

アジア近隣諸国:72位ベトナム、94位韓国、106位中国、118位日本

首位は14年連続でアイスランド。北欧諸国が上位を占めました。

政治・経済分野で遅れが目立つ日本

日本の分野別の順位は、教育分野は58位、健康分野は72位と両分野では世界トップクラスですが、経済分野では120位、政治分野は113位で、男女の差が示される結果となりました。

また、日本の総合順位は昨年よりも7位ランクアップしているもものの、依然先進7か国(G7)の中で最下位となり、アジア近隣諸国から見てもベトナム(72位)、韓国(94位)、中国(106位)よりも低い順位となっています。