ノロウイルスに気を付けましょう

ノロウイルスとは?

ノロウイルスによる感染性胃腸炎や食中毒は、一年を通して発生していますが、特に12月中旬に流行します。
ノロウイルスは手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖し、おう吐、下痢、腹痛などを起こします。

健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐物を誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は輸液などの対症療法に限られます。

対策方法について

  • 食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
  • 下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしないようにしましょう。
  • 胃腸炎患者に接する方は、患者のふん便や吐物を適切に処理し、感染を広げないようにしましょう。

特に、子どもやお年寄りなどの抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱して食べましょう。また、調理器具等は使用後に洗浄、殺菌しましょう。

 

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