ワークショップ「よしかわ若者会議~私たちの未来のはなし~」

令和2年度、第6次総合振興計画策定における市民参画の一環として、市民ワークショップ「よしかわ若者会議~私たちの未来のはなし~」は発足しました。そして、「よしかわ若者会議」で得られた若い世代の方々のご意見や、話し合いの中で生まれたアイディアを第6次総合振興計画の策定に活かしています。今後、「よしかわ若者会議」は、第6次総合振興計画策定のためのワークショップの域を飛び越えて、若い世代の市政への関心を高め、広く市政に若い世代の意見を反映することを目的に開催していきます。

【実施報告】令和6年度 第1回~第8回 よしかわ若者会議~私たちの未来のはなし~

令和6年度の「よしかわ若者会議」では、若者たちが思う吉川市の課題について共有し、若者ならではの自由な発想で、課題を解決するための事業の検討を進めてきました。

内容:(1)吉川市の魅力の創出 (2)子どもの居場所づくり

意見交換の中で、若者たちが子どもの頃に感じたことや経験などから、次の2つの意見が出ました。1つ目は、吉川市に「なまず」以外の新たな魅力を創出して、未来の子どもたちにとって、誇れるまちにしたいという意見。2つ目は、子どもたちだけで自由に遊んだり、勉強したりする場が少ないと感じたことから、子どもたちが、安全で自由に遊べる環境を整備をしたいという意見が出ました。

これら2つのテーマを柱に事業の検討を深め、若者会議のメンバーから、市長へ事業提案を行いました。今後、さまざま事業の検討にあたって、本提案を参考とさせていただきます。

若者会議メンバーの発表の様子 市長とディスカッションする様子 市長の解説を聞く若者会議のメンバーたち 市長と若者会議メンバーの集合写真

【実施報告】令和5年度 第1回から第5回 よしかわ若者会議~私たちの未来のはなし~

内容:旭・三輪野江地区のまちづくりについて

旭・三輪野江地区は、都市近郊でありながらも市民にうるおいと安らぎをもたらす田園環境を有した魅力ある地域であるものの、市内の他の地区と比べて高齢化が進展し、人口減少が進んでいます。市では、旭・三輪野江地区の人口減少の緩和や、地域コミュニティの維持等への対応に向けて、庁内横断的な検討を進めています。

そこで、よしかわ若者会議では、旭・三輪野江地区の現地視察を行い、旭・三輪野江の魅力や課題について意見交換を行いました。意見交換のなかで出たイベントの開催や公園の整備等、若者ならではの意見を「みんなが憧れる、旭・三輪野江へ」をテーマとして資料にまとめ、若者会議のメンバーから市長へ提案を行いました。今後、旭・三輪野江地区の活性化に向けた検討を進めるにあたって、参考とさせていただきます。

現地視察や意見交換の様子 

【実施報告】令和4年度 第1回~第2回 よしかわ若者会議~私たちの未来のはなし~

内容:(1)若者支援の取組について (2)吉川美南駅前公共施設整備について

(1)引きこもりや不登校、高校中退などの若者が抱える問題が深刻化していることから、市では「若者支援の在り方検討会議」を開催し、若者支援の今後の方向性について検討を進めています。そこで、「若者支援の在り方検討会議」を所管している子育て支援課と連携し、当事者である若者の現状を把握するためによしかわ若者会議のメンバーで「当事者が感じている若者の現状」などについて意見交換をしました。よしかわ若者会議の意見は、「若者支援の在り方検討会議」において、若者からの意見としてご紹介いただきました。

(2)吉川美南駅東口周辺地域で整備を検討している文化芸術関連施設を中心とする公共施設について、若者の目線でどのような機能を導入してほしいかなど意見交換をしました。「吉川美南駅東口の公共施設にはWi-Fiを設置して一息つける場所がほしい」「ホールの椅子を可動式にして有効活用できるようにしてほしい」など若者ならではのご意見を多くいただきました。今後、吉川美南駅前公共施設の検討を進めるにあたって、参考とさせていただきます。

参加者による意見交換   

【実施報告】令和3年度 第1回~第8回 よしかわ若者会議~私たちの未来のはなし~

内容:SDGs推進の取組について

参加メンバー4名でアイデアを出し合い、子ども達に楽しくSDGsを学んでもらえるように「SDGsすごろく」を作成しました。「SDGsすごろく」は、子ども達が遊びながらSDGsの目標達成につながる取組を学べるよう、学校や家庭での身近な問題を取り上げており、市のイメージキャラクターなまりんを登場させるなど、親しみやすい内容になるよう工夫しています。また、作成したすごろくは、市内小中学校に配布し授業などで活用していただきました。

「SDGsすごろく」を作成