食品ロスについて
食品ロスとは
まだ食べることが出来るのに捨てられてしまった食べ物のことです。
食料を生産・製造する過程では水や燃料などの多大なエネルギーが発生します。
また、ごみになってしまうと、その処理にも多くの燃料を使うことになります。
捨ててしまう前に、もう一度「もったいない」と考え、行動してみませんか。
食品ロスの現状
日本では食べられるのに捨てられた食品が年間約600万トン発生しています。(2018年度推計)
家庭での食品ロスは、主に野菜などの過剰除去や食べ残し、賞味期限切れなどによる直接廃棄と言われています。
家庭での食品ロスの削減取組例
無駄に捨てない工夫をして食品ロスを減らしましょう
- 食材を使い切る調理法を実践しましょう
- 野菜には皮や葉の先などの捨てられている部分に栄養があります。皮ごと使う、大根の葉も調理するなど、調理方法を工夫しましょう
- 「賞味期限」と「消費期限」の違いを理解しましょう
- 「賞味期限」とは「おいしく食べることができる期限」です。賞味期限が過ぎてもすぐには捨てず、見た目や臭いで判断することも大切です
- 「消費期限」とは「期限が過ぎたら食べないほうがよい期限」です。消費期限が過ぎる前に消費しましょう
- 冷蔵庫の中身をしっかり管理して、賞味期限が近いものから消費しましょう
- 余っている食材を使って別の料理にするのも有効な手段です
宴会での「食べきりタイム」の推進
宴会では、通常の外食時に比べて約5倍もの食べ残しが発生しています。
宴会終了15分前からは残った料理を食べきる「食べきりタイム」とし、自席に戻って提供された料理をおいしく食べきりましょう。
幹事さんは宴会が始まる前のあいさつで、食べきりへの理解・協力を促し、宴会終了15分前にもう一度食べきりを呼びかけてください。
埼玉県の取り組み
食べきりSaiTaMa大作戦
食べきりSaiTaMa大作戦(たべきりさいたまだいさくせん)とは、3つの取組で食品ロスを徹底的に減らす作戦です。
- 食品ロスをできるだけ出さないライフスタイルを実践する「食べきりスタイルStyle」
- 食べ残しの多い宴会で締めの前15分間で残った食事を食べきる「食べきりタイムTime」
- 外食店舗で小盛りの設定や食材使い切りレシピなどで食品ロスを減らす「食べきりメニューMenu」
彩の国エコぐるめ事業
県では、食品ロスや食品廃棄物を減らす取り組みをしているお店を認定し、ホームページで紹介しています。
登録日: 2016年11月8日 /
更新日: 2024年2月26日