歩行者がいるときの横断歩道直前での停止義務は法律で決まっています

横断歩道の歩行者の優先は交通ルールの基本です。

しかし、信号機のない横断歩道付近に横断しようとしている歩行者がいる状況で、このルールがドライバーに十分守られていない現状があります。

車両等は、横断歩道に接近するとき、歩行者等がいないことが明らかな場合を除いて、横断歩道直前で停止できる速度で進行する義務があります。

また、横断歩道を横断中または横断しようとする歩行者等がいるときは、横断歩道の手前で一時停止し、横断歩行者の通行を妨げてはいけません

横断歩行者がいる場合の横断歩道手前での停止など、歩行者の優先を徹底し、思いやりの気持ちを持った運転を心がけましょう。

埼玉県で作成した、横断歩道の歩行者優先を徹底していただくための動画をご紹介します。

埼玉県交通安全劇場 横断歩道での歩行者優先(外部サイト:埼玉県

 

横断歩道手前の標示、標識を見かけたら

道路標識、道路標示のイラスト

ひし形の道路標示はこの先に横断歩道があることを示しています。標識や標示を見かけたら横断歩道が近いサイン。

付近に歩行者がいたら手前で止まれるように減速しましょう。

普段から、前がよく見えるように車間距離をとる、急ブレーキにならないような安全な速度で運転することも大切です。