吉川美南駅東口周辺地区

位置

吉川市大字富新田、大字高久、大字中曽根及び大字道庭の各一部

面積

約59.1ヘクタール

地区計画の目標

本地区は、JR武蔵野線吉川美南駅の東側に位置しており、JR武蔵野線と県道越谷流山線に囲まれた土地区画整理事業区域である。

このため、土地区画整理事業による基盤整備等の事業効果の維持増進を図るとともに、周辺環境と共生・調和した笑顔と緑あふれる都市空間を創出する良好な住宅地、魅力ある商業・業務地及び周辺環境に配慮した工業地等の複合多機能都市の形成を図ることを目標とする。

区域の整備、開発及び保全に関する方針

土地利用の方針

それぞれの方針により土地利用を誘導する。

  • A地区(商業・業務地:近隣商業地域)
    吉川美南駅の西側地区と一体となった駅前にふさわしい賑わいと魅力ある商業・業務地の形成を図る。
  • B地区(工業地:工業地域)
    工場等の良好な操業環境を維持するとともに、周辺の住環境と農業生産環境等に配慮した工業地の形成を図る。
  • C地区(沿道地:準住居地域)
    幹線道路の沿道にふさわしい自動車交通の利便性を活かした沿道サービス施設や日常生活を支える生活サービス施設の立地を図る。
  • D地区(沿道住宅地:第一種住居地域)
    中高層住宅や日常生活に必要な店舗、飲食店、事務所等が調和し、職住近接にもつながる良好な住環境を有する住宅地の形成を図る。
  • E地区(戸建住宅地:第一種住居地域)
    小規模な店舗、飲食店、事務所等の立地を許容しながら、多様なライフスタイルや多世代同居にも対応できる、ゆとりのある戸建住宅を主体とした良好な住環境を有する住宅地の形成を図る。
地区施設の整備の方針

土地区画整理事業により整備される都市計画道路、区画道路、公園・緑地等については、その機能の維持保全を図る。

また、周辺の住環境と農業生産環境等を保全するとともに、道路沿いの連続的な緑あふれる都市空間を創出する工業地の形成を図るため、B地区の外周道路(緑道を含む。)に面する宅地内に緩衝緑地帯を配置する。

建築物等の整備の方針

「地区計画の目標」及び「土地利用の方針」に基づき、それぞれの地区にふさわしい街区の形成が図られるよう建築物等に関する制限を次のように定める。

  1. 住宅地、商業・業務地及び工業地にふさわしい秩序ある建築物等の立地を誘導し、良好な市街地環境の形成、保全を図るため、「建築物等の用途の制限」を定める。 
  2. 住宅地、商業・業務地及び工業地にふさわしいゆとりある敷地規模を維持し、質の高い良好な市街地環境の形成、保全を図るため、「建築物の敷地面積の最低限度」を定める。
  3. 良好な街並み景観の形成を図るとともに、災害時の延焼被害の軽減と避難通路の確保等を図るため、「壁面の位置の制限」を定める。
  4. 連続した開放的な道路空間を創出した良好な街並み景観の形成を図るとともに、地区施設を維持するため、「壁面後退区域における工作物の設置の制限」を定める。
  5. 日照や採光、通風等の確保、及び圧迫感の軽減を図るとともに、秩序ある良好な街並み景観の形成を図るため、「建築物等の高さの最高限度」を定める。
  6. 秩序ある良好な街並み景観の形成を図るため、「建築物等の形態又は色彩その他の意匠の制限」を定める。
  7. 周辺の住環境と農業生産環境等を保全するとともに、緑あふれる都市空間の創出を図るため、「建築物の緑化率の最低限度」を定める。
  8. 緑あふれる街並みを創出するとともに、震災時の防災等を考慮し、「垣又はさくの構造の制限」を定める。

地区区分図及び地区整備計画

吉川美南駅東口周辺地区(地区区分図及び地区整備計画).pdf [ 582 KB pdfファイル]

 

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