宮﨑吉之助物語を配布しています
八子新田出身の宮﨑吉之助さんをご存じですか
日本の国技、相撲を陰ながら支えた方
吉川市では、先人の功績と歴史に思いをはせ、未来への新たなまちづくりを進めるために、市内在住で大相撲の本場所用土俵だわらを編み続けた宮﨑吉之助さんとそのご家族を紹介するリーフレット「宮﨑吉之助物語」を作成しました。
吉川市の八子新田出身で、昭和36年の11月場所から33年間大相撲の土俵だわらを作り続け、陰ながら相撲界を支えた宮﨑吉之助さん。吉之助さんは、家族の支えがあってこそ、長年土俵だわらを編み続けることができました。
そのような方が吉川にいたことや、ご家族の支えがあったことなどを知ってもらえれば幸いです。
リーフレットには写真やマンガを取り入れてあるので、土俵ができるまでの過程もわかり、楽しく読みやすいものになっています。
ぜひ、お手にとって、ご覧ください。
「宮﨑吉之助物語」の配布場所
- 市内各図書館(室)
- 市内各地区公民館
- 旭地区センター
- 教育委員会
※ご希望の方には、無料で配布しています。生涯学習課文化財保護係までお問い合わせください。
宮﨑吉之助さんの略歴
- 明治42年(1909年)、大相模村(現在の越谷市)に生まれる
- 10歳頃から両親の手伝いで縄や米俵をつくり始める
- 昭和7年(1932年)、農業を営む吉川町八子新田の宮﨑家に婿養子に入る
- 昭和29年(1954年)、全国農林産物品評会で藁細工の荷造り縄が農林大臣賞を受賞
- 昭和36年(1961年)の11月場所から大相撲の土俵だわらを編み始める
- その後、年6回の本場所用のほか、各相撲部屋の稽古用、巡業場所用など年間6千本の俵を編み続け、相撲界を支える
- 平成9年(1997年)秋場所初日の9月7日、88年の生涯を終える
宮﨑吉之助さんの主な功績
- 昭和29年2月17日 神宮大宮司から全国農林産物加工品店優秀賞
- 昭和29年11月23日 農林大臣から全国農林産物品評会農林大臣賞
- 昭和61年2月15日 埼玉県知事から文化ともしび賞
- 平成2年12月5日 吉川町長から吉川町文化功労賞
- 平成4年1月13日 日本相撲協会から感謝状
- 平成5年11月25日 埼玉県知事から優秀技能者表彰
- 平成6年11月3日 内閣総理大臣から勲六等瑞宝章
- 平成7年12月25日 日本相撲協会から感謝状
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