富山栄市郎物語を配布しています
吉川市平沼生まれの富山栄市郎さんをご存じですか
平沼出身で株式会社タカラトミーの創業者、富山栄市郎さん!!
吉川市では、先人の功績と歴史に思いをはせ、未来への新たなまちづくりを進めるために、吉川市平沼出身で株式会社タカラトミーの創業者である富山栄市郎さんの功績をまとめたリーフレット「富山栄市郎物語」を作成しました。
栄市郎さんは、わずか9歳で家族と別れ奉公に出ました。少年時代は「おもちゃを作る」という夢を抱きながら、懸命に働きました。そして今から約100年前、21歳という若さで富山玩具製作所(後の株式会社タカラトミー)を創設しました。その後、戦争という厳しい時期を乗り越え、おもちゃ業界全体の発展と世界中の子どもたちにおもちゃを届けたいという志を達成するため、全力で歩み続けました。
吉川から世界へ活躍された方がいたことや、いつの時代も子どもたちと共にあった「おもちゃ」について思いを馳せてもらえれば幸いです。
リーフレットには写真がたくさん取り入れてあるので、子どもから大人まで楽しく読みやすいものになっています。
ぜひ、お手にとって、ご覧ください。
「富山栄市郎物語」の配布場所
- 市内各図書館(室)
- 市内各地区公民館
- 旭地区センター
- 吉川市郷土資料館
- 吉川市役所
※ご希望の方には、無料で配布しています。生涯学習課文化財保護係までお問い合わせください。
富山栄市郎さんの略歴と功績
- 明治35年(1902年)、12月14日、平沼に生まれる
- 9歳の時、家族と離れ、東京の印刷工場で奉公を始める
- 11歳の時、自ら希望しておもちゃ製作所で奉公を始める
- 大正13年(1924年)、21歳で富山玩具製作所(後の株式会社タカラトミー)を創設
- 昭和18年(1943年)、戦争によっておもちゃ作りの道具が武器に変えるために取り上げられ、おもちゃ作りを一時中断
- 昭和24年(1949年)、おもちゃの材料を正式に買えるようになったため、おもちゃ作りを再開
- 昭和40年(1965年)、栃木県壬生町に「おもちゃ団地」をつくる(以後壬生町は、おもちゃづくりの町として発展)
- 昭和48年(1973年)、アメリカに会社を設立。5年後には当時のおもちゃ業界最大級の工場をカリフォルニア州に設立
- 昭和53年(1978年)、75歳で生涯を終える
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