人・農地プランから地域計画へ

 高齢化や人口減少の本格化により農業者の減少や耕作放棄地が拡大し、地域の農地が適切に利用されなくなることが懸念される中、農地が利用されやすくなるよう、農地の集約化等に向けた取り組みを加速化することが、喫緊の課題となっています。これまで、地域での話し合いにより、旭地区、三輪野江地区、吉川地区の人・農地プランを作成・実行してきましたが、国による法改正に伴い、今後は、新たに地域計画を策定し、取り組んでいくことになりました。

地域計画策定の流れ

 人・農地プランの内容を基に、地域農業の将来の在り方を検討するため、地域関係者等が協議する場を設置し、次の3つの事項について協議を行います。

1.地域の実情を踏まえた目指すべき将来の地域農業について

2.農業上の利用が行われる農用地等の活用について

3.上記1、2を基に、10年後の将来の目指すべき姿について

地域計画策定のスケジュール

令和5年度より、旭地区及び三輪野江地区の地域計画策定に着手しており、現在は以下スケジュールの「2.協議の場の結果のとりまとめ・公表」にあたります。

なお、吉川地区については、令和6年度より着手する予定です。

1.協議の場の設置・協議

2.協議の場の結果のとりまとめ・公表

3.協議の場の結果を踏まえ、地域計画の案を作成

4.地域計画の案の説明会の実施・関係者への意見聴取

5.地域計画の案の公告

6.地域計画の策定・公表

7.地域計画を実現するため実行・計画の随時更新

以上、1から7の順で進めていきます。

協議の場の公表

協議の場の公表(旭地区).pdf [ 228 KB pdfファイル]

協議の場の公表(三輪野江地区).pdf [ 241 KB pdfファイル]

(参考1)実質化された人・農地プランの公表

 既存の「人・農地プラン」については、国が定めた必要な取組みを実施し「実質化された人・農地プラン」として取りまとめています。吉川市においては、これまで旭地区のみ取りまとめが終了していますので、公表します。

実質化された旭地区人・農地プラン

 なお、三輪野江地区及び吉川地区は、「実質化された人・農地プラン」を策定している途中ですが、今後は、国の法改正に伴い、これまでの内容を基に、引き続き「地域計画」を策定していきます。

(参考2)農林水産省のホームページにて「農業・農村の有する多面的機能」について詳しく説明されておりますので、以下のURLよりご覧ください。

農業・農村の有する多面的機能:農林水産省 (maff.go.jp)

 

PDFファイルの閲覧には、アドビ社が無償配布しているADOBE READER(アドビリーダー)が必要です。お持ちでない場合は、アイコンボタンをクリックして、アドビ社のホームページからダウンロードしてください。
アドビリーダーダウンロード  アドビリーダーのダウンロード(外部リンク)