吉川美南駅や吉川駅の周辺に設置したモニュメントを紹介します

吉川美南駅や吉川駅の周辺に設置したモニュメントは、「芸術・文化のまちづくり」をコンセプトの一つとして、まちづくりに取り組んでいる武蔵野操車場跡地地区で、身近に芸術鑑賞ができるように制作されたものです。

制作者 新宮晋

風の森

モニュメント写真:風の森

 
作品のコンセプト

駅前広場とは、その土地の顔のようなものだ。はじめての訪問者には、個性的で新鮮な驚きを与え、日常的な利用者には、見飽きることなく親しめるような、風景を作れたら良いと思う。私は、この吉川美南駅の駅前広場に、風で動く彫刻を植えることで、この土地の原風景だった森のイメージを再現したい。

風になびき、ダンサーのように軽やかに舞う金属製の彫刻群は、陽光の下では、きらきらと輝き、夜は幻想的な光の森に変身する。作品の鏡面には、空や緑、周りの風景が次々と映し出される。

この駅に着いた人が、「風の森」に迎えられてホッとするような空間が作り出せたらと願っている。 

 

制作者 長谷京治

風のアーチモニュメント写真:風のアーチ
作品のコンセプト

大地から放たれたアーチは、自然界のダイナミックな動きをイメージしています。大自然への畏敬の念とともに空中で風に揺らぐカタチは自由奔放な心のシンボルです。

  

風の家モニュメント写真:風の家
作品のコンセプト

丘の部分はイタリアトスカーナ地方の丘をイメージしています。丘陵を吹き抜ける風と扉のない半分抽象的な家。心のよりどころとしてのイメージです。  

風の種 

モニュメント写真:風の種

作品のコンセプト

遙かなる未来人は、化石となった機知に富んだ我々現代文明の痕跡を発見するでしょう。化石は壮大な時の流れの中で、風に削られ磨かれて種の形となりました。芽生える強靭なエネルギーをイメージしています。

制作者 六角 鬼丈

作品のコンセプト

風は直接は目に見えない、大空に雲が流れ、木立ちが揺すられると地球の大いなる風の力をみることができる。そして風速や風圧に触れると体から熱を奪われ、気持ちも良いが、一方寒さも運んでくる魔物のようでもある。

この不思議な地球の生き物[風の声]を聴いてみたいと思い、大きな耳のモニュメント「風韻器」をつくることにしました。

耳を当てると、木立ちのざわめき、鳥の声や虫の音、車や電車の機械音、人の話し声も風の唸り声と一緒に聞こえてくる。そこには、自然と都市の生活音が入り混じる「音の風景」があり、イメージを描きながら見えてくれるといい。

気を鎮めて聴いてみてください。

風韻器1

モニュメント写真:風韻器1

 

 

 

 

 

 

 

風韻器2

モニュメント写真:風韻器2

 

 

 

 

 

 

 

 制作者の紹介とモニュメントの設置位置を示したリーフレット

リーフレット(三折表面)制作者紹介.pdf [1795KB pdfファイル] 

リーフレット(三折裏面)モニュメントマップ.pdf [1642KB pdfファイル] 

 

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