工事検査課の業務紹介
工事検査課の主な業務
工事や工事に使用する材料などを検査しています
工事検査課では、市が発注する土木工事や建築工事などが設計書どおりに行われているか、また、これらの工事に使用する材料などが基準どおりに製造されているかなど、発注した工事を確認するために検査を行っています。
市が発注した工事が完成し、請負者に工事代金を支払うためには、工事完成検査において支障ないと判断されることが必要となります。
中吉橋及び接続道路の上空写真
中吉橋全体写真
橋名板
検査の種類
完成検査
工事の完成を確認するための最終段階の検査です。この検査で支障ないと判断されなければ、工事が完成したことになりません。
既成部分検査
工事の途中に請負代金の一部を支払うために行う既成部分を確認するための検査です。これは、請負代金が多額の場合や、工事期間が長い場合など、請負者の負担を軽減するために定める検査です。
中間検査
工事中の状況を確認するための検査です。目的物が地中や水中に隠れて、完成検査では確認できない場合などに行い、設計どおりに工事が行われていることを工事途中に確認するための検査です。
査察
工事現場における進捗状況の確認、安全対策及び環境対策の確認、並びに工事の品質確保を確認するため実施しています。
また、工事の適正管理を促し、工期内に完成検査を実施するように求めています。
検査対象額
請負金額が130万円を超える工事
工事検査課長から指名を受けた検査員(工事検査課職員又は指定検査員)が検査を執行します。
請負金額が130万円以下の工事
工事の主管課長が検査員として検査を執行します。
※吉川市工事検査規則の改正に伴い、令和4年4月1日より請負金額が100万円から130万円に変更されました。
工事検査概要
令和4年度における工事検査件数は、114件です。その内訳は完成検査85件、中間検査29件、既成部分検査0件です。また、査察を15件実施いたしました。
年度別工事検査件数(過去5年間)
吉川市における過去5年間の工事検査件数は、次のとおりです。
令和4年度
- 完成検査 85件
- 中間検査 29件
- 既成部分検査 0件
- 合計 114件
令和3年度
- 完成検査 77件
- 中間検査 23件
- 既成部分検査 1件
- 合計 101件
令和2年度
- 完成検査 70件
- 中間検査 32件
- 既成部分検査 1件
- 合計 103件
令和元年度(平成31年度)
- 完成検査 96件
- 中間検査 86件
- 既成部分検査 1件
- 合計 183件
平成30年度
- 完成検査 103件
- 中間検査 32件
- 既成部分検査 2件
- 合計 137件
年度別工事検査対象金額(過去5年間)
吉川市における過去5年間の工事検査対象金額は、次のとおりです。
令和4年度
- 工事検査対象金額 5,644,930千円
令和3年度
- 工事検査対象金額 3,592,512千円
令和2年度
- 工事検査対象金額 1,983,595千円
令和元年度(平成31年度)
- 工事検査対象金額 6,499,030千円
平成30年度
- 工事検査対象金額 2,123,497千円
優秀建設工事表彰
令和5年度吉川市優秀建設工事表彰式を行いました
令和5年6月21日(水曜日)、市役所において吉川市優秀建設工事表彰式を行いました。市では、市内建設業者に所属する現場技術者の建設工事における施工意欲の高揚と技術力の向上を図り、公共工事における品質確保の促進に寄与することを目的として、市が発注し、令和4年度に優秀な成績で完成した2件の建設工事の現場技術者2名を表彰しました。表彰式では、中原市長から受賞者に対して表彰状が授与されました。
- 工事名 (都)越谷吉川線整備工事(道路工)その1
- 受注者 西山建設株式会社
- 表彰者 原 寛大(現場代理人及び主任技術者)
左側から西山建設株式会社 代表取締役代理 西山祐司様、原 寛大様、中原市長
- 工事名 市街地石綿管布設替工事(R4-5)
- 受注者 株式会社加藤日本店
- 表彰者 永瀬 裕之(現場代理人及び主任技術者)
左側から株式会社加藤日本店 互井明世様、永瀬裕之様、中原市長
左側から西山祐司様、原 寛大様、永瀬裕之様、互井明世様、中原市長