風水害対策
風水害に備える
台風や豪雨は、正確な気象情報を収集し、予想される事態への対策を取る事で、被害を最小限にとどめることができます。
平常時の準備
洪水ハザードマップの確認 河川がはん濫した場合に浸水する範囲や深さなどを確認しましょう。また、水害に対する知識や心得を身につけましょう。
洪水ハザードマップのページへ
家のまわりを保全する
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雨戸や屋根を補強し、アンテナはしっかり固定する。
- 鉢植えや物干竿など飛ばされそうなものは屋内へ移動するか固定する。
- 側溝は清掃し、水の流れを常にスムーズにしておく。また、公共下水道の整備されている地域は接続する。
非常持出品の準備
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避難情報(高齢者等避難、避難指示)が発令されたとき、円滑かつ迅速な避難ができるように、事前に非常持出品を準備する。
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停電に備え、懐中電灯や携帯ラジオ、予備電池を準備する。非常持出品リスト
浸水に備える
土のうなどを作成し事前に備蓄しておくか、土のう保管場所から使用しましょう。
水害対策用土のう保管場所(令和4年5月現在)
- 市民の皆様が使用できる「水害対策用の土のう」です。目的外の使用はできません。
- 土のうを持ち出す場合は、防水用のブルーシートなどを丁寧に戻してください。
- 土のう保管場所に土のうが無くなりそうな場合は、危機管理課へご連絡ください。
- 土のうが無い場合は、ご家庭で水のうや止水板などを事前に準備しましょう。
- 1世帯20袋程度までとします。
竜巻から身を守る
空や天気が次のような状態になると竜巻が発生する恐れがあります。
- 真っ黒い雲が近づき、周囲が暗くなる。
- 雷鳴が聞こえたり、雷光が見えたりする。
- ヒヤッとした冷たい風が吹き出す。
- 大粒のひょうや雨が降り出す。
竜巻を見たら、まず、遠くに避難してください。避難できないときは次のリーフレットを参考に身を守ってください。
気象庁リーフレット「竜巻から身を守る~竜巻注意情報~」(外部リンク)
風水害が心配される時は
気象情報に注意する
- テレビやラジオで発表される気象情報に注意する。また、インターネットや携帯電話でも様々な情報が入手できます。
- 特別警報が発表されたら、屋外の状況や避難指示・勧告等に留意し、ただちに命を守るための行動をとってください。
特別警報の詳細は、防災情報リンク集からご確認ください。
窓ガラスを補強する
屋外から板でふさいだり窓ガラスにガムテープを貼るなどして補強する。
むやみに外出しない
水道の使用を控える
公共下水道に接続していない場合は、使用した水がそのまま側溝などへ流れ出るため、降雨時はキッチンや風呂の使用時間をずらす。
土のうを設置する
備蓄してある土のうを建物の出入口などに設置する。
自主防衛に努めましょう
吉川市は江戸川と中川に挟まれた低地に位置しており、いつ、どこで被害が起こっても不思議ではありません。
近年、予想しきれない集中豪雨が多く、雨による浸水対策は地域や個人での対応が必要となってきています。各家庭で、浸水を防ぐための準備をするなど、自主的な防衛に努めましょう。吉川市では、過去に床上浸水などの被害のある住宅に対し、防水壁を設置したり、排水ポンプを購入する際の、費用の一部を補助する制度があります。
補助の内容については、次のとおりです。
補助率
- 防水壁設置工事の2分の1
- 排水ポンプ購入の2分の1
補助の限度額
- 防水壁設置工事の場合、300,000円限度
- 排水ポンプ購入の場合、50,000円限度
被害を予測して早めの対策を
気象庁などから発表される防災気象情報では、想定される強い雨や風の程度を雨量や風速で表現しています。雨や風によって人や建物等へどのような影響がでるかを予め予測し適切な対策をとりましょう。
河川の重要水防箇所について
川が大雨により増水した場合、市職員や水防団などが堤防の状態を見回り、危険な箇所を発見した場合、土のうやシートを設置する応急処置や交通規制などの水防活動を行います。 そのため、国土交通省では重点的に巡視点検が必要な箇所を毎年公表しています。
「重要水防箇所」とは
洪水の時に川の水が堤防を越えてあふれ出したり、洪水によって堤防が壊れたりする危険が予想され、重点的に巡視点検が必要な箇所等をいいます。
【重要水防箇所の例】
- 堤防の低い箇所、堤防の幅が薄い(痩せている)箇所、川の合流箇所、橋の桁下(高)が低い箇所など
吉川市における河川の重要水防箇所について.pdf [ 1025 KB pdfファイル]
河川の重要水防箇所に関するお問合せ
国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所
住所:〒278-0005 千葉県野田市宮崎134
電話:04-7125-7311
「重要水防箇所」(外部リンク:国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所ホームページ)
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