応募団体による「プレゼンテーション」大会(令和5年度実施事業分)

地域課題の解決を図るため、団体を新規に設立、その後も新たな事業展開を図り、自立・成長(NPO法人化等)を目指す、市内の公益的市民活動団体への「吉川市みらいステップアップ助成金」応募団体による、「プレゼンテーション」大会を実施しました。

日時

令和5年3月12日(日曜日)午前10時から午後0時50分

場所

市役所3階会議室

プレゼンテーションの内容

スタート助成金の部(応募団体名)

みんなの保健室 OHMUSUBI(おむすび) 
事業名称
私らしく楽しめる居場所(まち)づくり
事業概要
年齢、性別、国籍、子育て、独身、障がいや病気などを問わずすべての人が参加でき、地域に住む者同士が交流し、自分らしく活躍することで生きがいを見出し、お互いが支え合い、助けあいながら暮らすまちづくりを構築していく。
  1. 誰でも参加できる金融講座「自分で備える安心な未来」
  2. 市民講座「がんになっても自分らしく生きる」
  3. 色を味方に自分をご機嫌にしよう『色彩心理学から観る「私」と「あなた」(仮)』
  4. ボッチャ大会&車いす体験会「車いす目線で行動してみよう」
  5. みんなで作って食べてしゃべり場「伝えていきたい食 すいとん」
事業効果
  1. 孤立予防
  2. 健康への意識づけ
  3. 病気の早期発見
  4. ピアサポートによる生きがい(ピアサポートとは、病気や障がい、同じ苦しみや生きづらさを抱える人同士が互いに支え合うこと。)
  5. 外出意欲が生まれ、引きこもりの改善・解消

 プレゼンの様子​ 

つながりあい”てとてと、て“
事業名称
不登校児童を支える家族を応援するプロジェクト
事業概要
不登校経験者で構成され、頼れる場所として存在し、学びや癒しを通して不安を和らげ、親を元気にする。
親が元気になることで、子どもに安心感と笑顔を取り戻すための活動。学校教育者への理解と連携を図り、保護者と教育者双方の負担を軽減するシステムを構築する。
  1. 【ココロとカラダがリラックスできる癒しのイベント】親御さんが不登校の悩みから少し距離を置いて、心身ともにリフレッシュできるストレッチ講座
  2. 【食育講座】成長期に必要な栄養の話と料理教室
  3. 【オンライン講演会】アドラー心理学を利用した子育てのヒント
事業効果
  1. 家族(とくに母親)への心身の回復を図ることで、不登校児童サポートの向上性、継続性を高める。
  2. 同じ悩みを抱える保護者同士のネットワークを構築し、情報共有、孤立化の防止。
  3. 支援団体の連携により、対応の流れをよくし、当事者の負担を軽減。

プレゼンの様子

中曽根小学校区まちづくり協議会
事業名称
防災ピクニック
事業概要
中曽根小学校区まちづくり協議会では、中曽根小学校を避難所とする減災訓練を、中曽根小学校地区6自治会を中心に行う。
訓練内容としては、「防災ピクニック」と称して、自宅から非常用持ち出し袋を背負って(持っている方)避難所へ向かい、学校の校庭または体育館で簡易ベッド、間仕切り、トイレなどの組み立て訓練を行う。
それらを設営し、本格的な避難所開設をするとともに、非常食の試食と、防災用品の試行を行い、有事を想定した減災訓練を実施する。
事業効果
中曽根小学校の区域内の6自治会が合同で、内容についても議論しながら減災訓練を実施することで、実際の有事の時に役に立つ訓練ができる。
また、学校、民生委員、PTAとも連携を図ることができれば、横の連携が強化され、地域の一体感を醸成することができる。
 
プレゼンの様子

ステップ助成金の部(応募団体名)

一般社団法人 チームアダプテーション
事業名称
障がいのある人を巻き込んだアダプテッドスポーツ事業
事業概要
互いの多様性を認めつつ、障がいの特性に応じた環境調整を行いながら、共に楽しく過ごそうとする文化を醸成するため、障がいのある人と地域住民を巻き込んだ、アダプテッドスポーツイベントを開催する。
屋外フットサル場でのイベントを年1回、屋内プールでのイベントを年1回実施予定である。
事業効果
  1. 参加者の実態に応じて調整される「アダプテッドスポーツプログラム」を、地域の利便性の良い施設で展開する事は、障がいのある人のスポーツ参加に対する敷居を下げ、これを促進することにつながる。
  2. 互いの多様性を認めつつ、障がいの特性に応じた環境調整を行いながら、ともに楽しく過ごそうとする文化を醸成する。

 プレゼンの様子

子どもの居場所をつくる会 SKY(すかい) せる
事業名称
不登校の子どもたちの居場所づくり
事業概要
農福連携をはじめとする、不登校の子どもの居場所をつくる。
農家の方々のご協力のもと、季節に応じた野菜の植え付けや収穫・試食等の農業体験を通し、不登校の子どもたちの居場所づくりをすすめる。
子どもたちの「やりたい」を大切にする取り組みを実施する。
  1. 夏野菜定植、収穫
  2. ボードゲーム
  3. 冷たいスイーツ作り(フルーツゼリー)
  4. クリスマスケーキ作り、クリスマスパーティー
事業効果
  1. 引きこもりが長期化している子どもたちが他者や自然と触れ合う機会になる。
  2. 土、虫、野菜などに直接触れ、また食べることにより、何かを感じ考える機会になる。
  3. 「また参加したい」「食べたい」「○○したい」など、意欲につながる可能性を期待することが出来る。
  4. 子どもが楽しく過ごすことにより、親の安心感につながる。
  5. 孤独感がなくなる。

プレゼンの様子 

みらいステップアップ助成金審査結果一覧

スタート助成金の部
  • みんなの保健室 OHMUSUBI(おむすび) :適
  • つながりあい”てとてと、て“:適
  • 中曽根小学校区まちづくり協議会:適
ステップ助成金の部
  • 一般社団法人 チームアダプテーション:適
  • 子どもの居場所をつくる会 SKY(すかい) せる:適