地区計画制度について勉強しよう。

カエル博士となまりん劇場(第3回)

カエル博士    なまりん

カエル博士:なまりん、おはよう。

なまりん:博士、おはようございます。今日もいい天気ですね。

カエル博士:そうですね。秋空が高く感じますね。

なまりん:本当に爽やかないい天気ですね。心がうきうきします。

カエル博士:さて、今日は前回の続きで、家を建てる際に気を付けることとして、「地区計画」について勉強しましょう。

なまりん:ち・く・け・い・か・く・・・???

カエル博士:聞いた事は無いかな?地区計画とは、まちづくりのルールのことで、「地区計画の目標・方針」と「地区整備計画」から構成されています。

なまりん:博士、博士、地区計画があるとどうなるんですか?

カエル博士:みんながルールを守って建築することにより、目標とするまちの将来像が実現します。なまりんはどんなまちに住みたいですか?

なまりん:えぇと。明るくて、きれいで、買い物が便利だけど緑がたくさんあって静かで、安全で、近くに子供が安心して遊べるような公園があるといいです。それに、魚やカエルが集まるような水草の茂った水辺があると理想的ですね。

カエル博士:・・・そうですか。まちの将来像を実現するためには、みんながルールを守って建物を建てることが大切です。地区計画は「地区計画の目標・方針」で地区の目標や将来像を、「地区整備計画」で建物を建てる時のルールを決めています。

なまりん:博士、地区計画ってなんか難しいですね。

カエル博士:そうでもないですよ。前回お話した用途地域については覚えていますか?

なまりん:はい。用途地域は12種類あるんですよね。

カエル博士:13種類※ですよ!地区計画は用途地域より、きめ細やかなルールを決めることができるのです。これをなまりんも着ている洋服に例えますと、用途地域は既製品で限られた中から、選ぶしかありませんが、地区計画はオーダーメイドで、まちの状況に合わせてルールが決められます。
※平成30年4月1日施行の改正都市計画法により「田園住居地域」が追加され、13種類に区分される。詳しくは「田園住居地域について」をご覧ください。

なまりん:博士、オーダーメイドで選ぶルールにはどんなものがあるのですか?

カエル博士:地区計画で決めるルールは、例えば

  • 建築物等の用途の制限
  • 壁面の位置の制限
  • 建築物の高さの最高限度、などがあります。

なまりん:???

カエル博士:「建築物等の用途の制限」とは、地区にふさわしくない建物を建てられないようにすることです。例えば、「昔ながらの商店街で、新たに風俗営業店が建てられないようにする」というようなルールです。

なまりん:なるほど。

カエル博士:「壁面の位置の制限」とは、太陽の光を入りやすくしたり、風通しを良くしたり、火事の時に燃え広がるのを抑えたりするために、道路や敷地の境界から建物の壁を離すというルールです。

なまりん:なるほど、なるほど。

カエル博士:その他のルールはこちら(地区計画)を見て下さい。ここでなまりんに質問です。吉川市内で地区計画が指定されているところはどこでしょうか?

なまりん:うぅん・・・。なまりんなぜ

カエル博士:ちょっと、難しかったかな?吉川市内には、きよみ野地区など13地区に地区計画を定められています。詳しくは、こちら(地区計画)で紹介しています。

なまりん:博士って、いつも準備がいいんですね。ところで、地区計画でルールが決まったら、その地区にある建物はルールに合わせて建て替えないとダメなんですか?

カエル博士:いい質問ですね。地区計画が決まったからといって、現在ある建物をすぐにルールに合わせる必要はありません。建物を新築や改築する時に、ルールに合わせて建築することにより、ゆっくりとまちの将来像が実現されます。

なまりん:博士、地区計画は良い制度なんですね。

カエル博士:その通りです。ただし、気を付けなければいけないことがあります。

なまりん:何ですか?

カエル博士:地区計画は個人の財産に制限をかけるものなので、みんなが良く話し合ってルールを決めないといけないのです。

なまりん:そうか、私ももっともっと勉強しないと!!

カエル博士:そうですね。もっともっと頑張りましょう。ですが、今日はこのぐらいにして次回また勉強しましょう。

なまりん:そうですね。今日は、気持ちのいい天気なので、公園で家のプランを練ります。

カエル博士:気を付けて帰りなさい。

               なまりん

「カエル博士となまりん劇場(第3回)終了」