吉川市都市計画マスタープランとは?
吉川市都市計画マスタープランとは?
簡単にいうと、「吉川市の都市計画の基本的な方針を定めたものです!」
吉川市都市計画マスタープランとは、吉川市の都市計画の基本的な方針を定めたもので、平成12年3月に策定され、平成24年3月に改訂を行いました。まちづくりの目標に「人と自然をはぐくみ、ゆとりとやすらぎのある住みよいまちづくり」を掲げています。目標年次は令和3年度です。策定にあたっては、市民、中高生を対象としたアンケート調査を実施し、まちづくりに対する具体的な意見や要望を幅広く把握するとともに、市民参加により、市民意見を取り入れることを主眼に取り組みました。
下図は吉川市の都市計画の基本的な方針として、吉川市都市計画マスタープランに定められている全体構想図と中央北部地域整備構想です。中央北部地域の地域づくりのテーマは「ちょっとオシャレでやさしいまち」です。その他に土地利用の基本的な考え方、道路の基本的な考え方や地域の魅力づくりの考え方が定められています。
中央北部地域整備構想の土地利用の基本的な考え方
中央北部地域整備構想の土地利用の基本的な考え方は、まず、住環境向上ゾーン、住環境形成ゾーン、沿道サービスゾーン、農地及び集落地ゾーンに分けられています。
この各ゾーンのうち、例えば住環境向上ゾーンについての土地利用の基本的な考え方は、「土地区画整理事業が完了した、きよみ野地区(吉川特定土地区画整理事業)について、水と緑と街並みが調和した定住性の高い住環境の維持向上を図ります。」となっています。
下の写真は基本的な考え方に沿って、土地区画整理事業により整備された地域を写したものです。地域の魅力づくりの考え方にあるように、沿道緑化や電線などの地中化により良好な道路景観が創出されています。その他に、地区計画により、人と自然が調和する街並みを形成するため、壁面位置の制限やかき又はさくの構造の制限等が行われています。
このように吉川市都市計画マスタープランで定められた基本的な方針に沿って、吉川市のまちづくりは進められています。