カエル博士となまりん劇場(第11回)都市景観について
吉川市の都市景観について勉強しよう。
カエル博士となまりん劇場(第11回)
カエル博士:なまりん、おはよう。
なまりん:博士、おはようございます。
カエル博士:今日も元気いっぱいですね。
なまりん:えへへ。なまりんはいつも元気です。今日もよろしくお願いします。
カエル博士:はい。今日もがんばりましょう。なまりん、今日は「都市景観」について勉強しますよ。
なまりん:と・し・け・い・か・ん???
カエル博士:都市景観とは、道路や建築物などの人工的な構造物と、山や河川などの自然的な要素からなる日常の景色のことですよ。
なまりん:なるほど、都市景観はただの景色ではないんですね。
カエル博士:そうですね。都市景観は、地域の歴史、文化、自然等と人々の生活、経済活動等との調和によって形成されるもので、それぞれの地域ごとの特色とも言えます。
なまりん:博士。吉川市の都市景観ってどんな特徴があるんですか?
カエル博士:いい質問ですね。吉川市の都市景観は「吉川市都市計画マスタープラン」に位置付けがあるのですが、なまりんは都市計画マスタープランについて覚えてますか?
なまりん:吉川市を暮らしやすいまちにするために、都市計画の目指す方向について基本的なことが書かれているんですよね。
カエル博士:そのとおりです。その都市計画マスタープランに、吉川市の都市景観は「水と緑に出会える都市空間の創出」と基本的な方向を示しています。
なまりん:それはどういうことですか?
カエル博士:吉川市の特色は、水辺風景や田園風景ですね。それらを活かしつつ、市街地における個性的なまちなみ形成やうるおいある空間形成を図り、吉川市のイメージをアピールする景観づくりを進めることです。
なまりん:博士、吉川はやっぱり緑や水などの自然を身近に感じられる場所なんですね。
カエル博士:そうですね。都市計画マスタープランを策定するときのアンケートでも、吉川市の将来像は、緑や水など自然が豊かなまちという回答がもっとも多かったのですよ。
なまりん:今も昔もこれからも、吉川市は自然が豊かなまちなんですね。
カエル博士:ところで、なまりんこの写真を見て。この場所は平成9年度に都市景観大賞に入賞した場所ですが、知っていますか?
なまりん:うぅん???
カエル博士:ちょっと、難しかったかな?この場所はきよみ野地区にあるコミュニティ道路です。この写真は、10年以上前の写真ですが、現在の写真はこちらです。
なまりん:変わってないですね。
カエル博士:きよみ野地区は、土地区画整理事業により良好な住宅地が形成され、特に優れた景観が維持されているのが、わかりますよね。
なまりん:自然が豊かなまちと整備された良好な住宅地、どちらも維持されているんですね。
カエル博士:そのとおりです。自然が豊かなまちと整備された良好な住宅地、どちらも都市計画には大事なことなんですよ。
なまりん:博士、よく分かりました。きよみ野のまちなみを見に行きたいので、勉強はここまでにしませんか?
カエル博士:そうですね。都市景観を実際に見ることも大事ですから、今日の勉強はここまでにしましょう。
なまりん:博士、ありがとうございました。次回は何について勉強をするのですか?
カエル博士;次回は「まちづくり協議会」について勉強しましょう。
なまりん:まちづくり協議会?また聞きなれない言葉ですね。
カエル博士:都市景観を見るなら明るいうちですよ。気を付けていってらっしゃい。
なまりん:そうですね。博士、さようなら。
「カエル博士となまりん劇場(第11回)終了」